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キャンプを趣味として様々なギアを集めている。

もちろん、趣味ありきでのギア集めなのだが、妻や家族には防災のためと説明ができる大義名分がある。

実際、30年間での首都直下型地震の発生確率は70%と言われており防災の備えの必要性は下手な個人保険に加入するより有用だと考えている。

しかし、実際道具を揃えているだけで満足でよいのだろうか?

それらが震災時に、役立ち使用できるという保障もない。

防災道具は、押し入れの中にしまっておく安心を保証する保険証書などではなく、ましてやお守りでもないのだ。

そのような考えから、今回キャンプ部では防災訓練を実施することになった。

今回の実施メンバー数は3人だが、こういった防災訓練は個人ではなく複数人でやることに意義があると感じる。

個々の訓練の感想の共有はもちろん、家族単位を想定した避難などのロールプレイも実施できる。



そういったロールプレイをすることは大切だと思う。

今回の訓練のテーマは1.雨風を凌ぐシェルターの確保 2.飲料水の確保 3.熱源の確保までを行う。

1000万人という人が暮らす東京において、震災時に避難所がそれらを受け入れる機能があるかは正直わからない。

また、避難所が機能しているかもわからない。

また、ライフラインが生きている保障もない。

故に有事が起きた時は、受動的に国に命を保障してもらうのではなく、自分の命は自分で守る積極的かつ能動的な避難行動が求められると思う。

今回はそのための訓練である。

防災訓練のテーマの中で、今回の一番のメインテーマに掲げるのは住環境の確保である。

命を守る上で、最優先事項は体温を守ることである。

防災グッズにおいて、保存食など多々売り出されているが、体温を守ることの方が優先順位は高く最重要である。

今回の訓練では、最悪を想定した家を失い避難所にも避難できず雨が降る中で身を守ることを想定したシュミレーションを行う。



そもそも、避難できる場所には公園や避難所以外にあるのか?

自分なりに調べてみた。

まずは、河川だが河川は公共の場であるため一般利用が容易にできる。また、水場もあるため、利便性は高い。

避難所が機能しない時に多くの人が集まりそうだ。

河川で避難したことを想定すると、河川に避難難民が殺到することが予測される。



ここで、住環境を整えるとしたらいくつか問題が考えられる。

1.人口密集による住まい確保の資材探しが困難になる

2.人口密集による争い

3.木々がないため、枝を利用したロープワークでの住まい作りが難しい。

4.ペグが刺さりにくい

5.夏場など天候の急転時に川の増水がある

こういった問題点を加味したロケーション 選びが必要そうだ。

次に考えたロケーション は、国有林や市有林への避難だ。

これも、調べたのだが東京都における国有林は高尾山林しかない。また、森林の多くが私有林であるため、不法占拠してしまう可能性もある。

当然、有事であれば私有林も避難所としての機能を要請されるかもしれないが

何も知らないで私有林に避難していたら、トラブルの元になるかもしれない。

森林に避難することを想定した場合、次のような問題点が考えられる。

1.害獣の存在

2.火器類使用による山火事リスク

3.地盤の緩みによる倒木等の危険性

4.情報が少ないため、情報弱者になる

5.東京における森林の少なさ

6.水場が遠いかもしれない

逆にメリットとしては、木々が雨避けになったり枝を利用したロープワークなどソロキャンプ技術を活用することを多々期待できる。

また、人的な二次被害も避難殺到地域よりも少なさそうだ。

最後に、公道や私道への避難だ。

公道はあくまで、共有の場であるため個々人がテントを張るのは現実的ではないかもしれない。

だが、震災時には例外になり得る。

全ての交通機能が麻痺した時に、車が走っていない道路に避難難民が溢れることもあり得る。

電柱や柵を利用して、ロープワークで簡易的なタープを作ることも可能だし、公道が避難場所にならないとも言えない。

公道に避難した場合の問題点は次のようなものがある。

1.建物及び電柱の倒壊や水道管の破裂などの二次的災害のリスク

2.流動的に人の往来があるため、治安の保障ができない。

3.長期滞在には不適

4.アスファルトのためペグ使用ができない

このように、改めて避難場所のシュミレーションをすると東京で避難することの困難性が浮き彫りになる。

震災は時間や場所を選ばない。

そのようなことを想定し、東京で適切な避難行動を取るためには、柔軟性と臨機応変さが大切だと感じる。

今回は、その臨機応変さを身につけるため、以下の手段で住環境を整備したいと考えている。

1.公道での避難を想定したペグを使用しない住環境整備

2.枝や電柱を利用したロープワークでの住環境整備

3.河川でのペグを使用しない住環境整備

訓練場所は未定だが、職務質問されない程度の場所で慎ましく防災訓練を実施したいと思う。





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Last updated  2020年01月06日 17時38分54秒
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