PR
Free Space
Freepage List
Calendar
Keyword Search

実際にこの日記を書いている今日4月12日では、一月が経ちました。
今でも十五万人以上の方々が避難生活を余儀なくされておられると聞きます。
被災された皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
未だ強い余震(震度5や6が余震だなんて信じ難いですが…)も続き、
今日のニュースでは、福島第一原発の事故が最悪のレベル7とされたとか。
事故が収まり、放射能放出が一日も早く止まりますよう祈るばかりです。
私の実家は栃木県にあるのですが、昨夜、電話で母と話したところ、
ここ数日また強い余震が続いていると不安そうでした。
こういうときに自分の日記でもないかと思っていたのですが、再開することにしました。
また細々ぼちぼちとオーストラリア・メルボルンから日記を綴ってゆこうと思います。
今回は、 ロック・クライミング
の話を。
3月25日の金曜から週末ロック・クライミング旅行に出ていました。
企画したのは、インドア派の私ではもちろんなく、
娘のマザーズグループ時代からのママ友、デビリン。
彼女から今年一月に、今度の子どもたちの合同バースデーパーティーは
ロック・クライミング旅行にしないか、と提案があったのでした。
9歳になる子どもたちのために、何か特別なことをしようではないか、と。
ロック・クライミング……、つーことは、 岩登り
、なわけで。
あの、岩山かなんかを命綱を頼りに登ってゆくやつ、ですね。。。
そんなのは、私はもちろんダディンも初めて。
正直、乗らなかったデス。聞かなかったことにしてしまいたかった。
けれど子どもたちは、もちろん
「 行ってみたいよ~! やってみたいよ~~~!
」![]()
そうして発案者であり、ロック・クライミング歴も長く、
毎年生徒を連れて、学校のロック・クライミング旅行も引率してゆくというデビリンが、
ガイドを予約し、宿泊場所やら何やらもまとめてくれたのでした。
場所は家から車で3、4時間ほどのグランピオン山近くの Natimuk
。
デビリンによれば、ロック・クライマーにはちょっと有名な場所で、
世界中からクライマーたちがやって来るんだそうな。
子連れの私たちは、もちろんビギナーのコースを。
土曜は一日みっちり、日曜は半日ロック・クライミング。
現場には、売店はもちろん、水道もトイレもないから
各自ランチ持参(ひぇ~、トイレもですか…)とのこと。
で、土曜の夜に町(つーか、村)に唯一のホテルのパブで、
子どもたちの9歳の誕生日を祝おうって、計画で。
土曜の朝10時に、指定通り皆でガイドさん宅に集合して、まずは装備を。
ガイドさんが提供してくれた靴、ヘルメット、ハーネスなんかを
子どもたちはもちろん、大人も皆で選ぶ。
それからガイドさんの車に続き、岩山へ。
車を停め、荷物を背負って、さらに十分ほど山を登るのだそうで。
その際ガイドさんから、ダディンと私は荷物が多すぎる、
崖をよじ登れるよう荷物は全て背負って両手を自由にするように、との注意が飛ぶ。
ダディンは「 えーっ、どれも要るのになぁ…
」とぶつくさ言いながらも、テントを断念、
ピクニックマットのみを身体に縛り付けておりました。
それにしても岩山のピクニックで、
ビーチテント
まで持って行こうとしたダディンって……、いかにも初心者。
実際、ロック・クライミング場まで行くのには、崖をよじ登ったりしなきゃならず、
まさに 登山
。
現場に辿り着くだけでもう、5歳目前4歳児の息子は慄いてしまって、
私もかなり疲れ果ててしまったのでした。
そうして辿り着いた場所は、
ここでムゥと一日ピクニックをするなんて考えただけでも恐ろしい、 崖っぷち
。
この狭い岩の上に無理やり、ダディンが身体にくくりつけてまで運んだ
ピクニックマットなんぞを敷いて楽しもうものなら、
そのまま 橇
状態で滑って、崖下へ落下しそうな様相である。
ひぇ~、こんな危険な場所で、ムゥが一日無事でいられるとはとても思えない~
と青くなりつつも、ともかく岩場の一番安全そうな、中央の平らな岩の上に荷物を置き、
くれぐれも崖の端の方へ行かないように、とムゥに念を押す。
「ほら、ここがママたちの セーフティー・ゾーン
だからね。
順番待ってるときは、ここにいようね」
そうこうするうち、ガイドさんは荷物を置いた皆を呼び寄せ、
ロック・クライミングの説明に入る。
「みんな! 今ガイドさん、なんて言った?
崖から落ちる子どもたちは、ロック・クライミングで落ちるんじゃなく、
順番を待っている間に、ふざけてて、崖から滑り落ちて怪我してるって言ったでしょう。
聞こえた人ぉ?」
と、ざわざわして落ち着かない子どもたちを制して、デビリンが声を張り上げる。
とたんに、し~んとする子どもたち。
さすが、デビリン。セカンダリー・スクール(日本の中・高校)で教師をしているだけあって、
子どもたちの集団を扱うのがうまいのでした。
これでムゥも少しはおとなしくしてくれるかな、と思いきや、
おとなしくどころか、息子は動けなくなっておりました。
「 ママのバカ~
どうしてこんな危ないとこ連れてきたの~
」![]()
思えば息子は、悪ふざけばかりしていても本来は 慎重派
。
言われなくとも 身の危険
を感じてしまうような場所なのに、
私たちの注意(つーか、脅し?)に、
セーフティーゾーンから一歩も出られなくなってしまったのでした。
セーフティーゾーンを自分のイマジナリーお城と決め、
籠城
するという、健気なゲームを始めた息子。
やばっ、必要以上に恐がらせてしまったのね、楽しみにしてたのに…。
と、反省するも、娘まで。まだ彼女には何も注意していないのにビビっている。
他の子たちは我先へと順番争い、ガイドに指導され、次々と岩を登ってゆくのに、
メェだけは やりたくない
、とムゥと一緒に、
岩場のイマジナリー城に籠ってしまったではないか!?
「 やりたくない、こんなとこ来なければ良かった、
私はここで一日ムゥとお城ごっこしてる
」と、メェ。
ひぇ~、あなたのためにここまで来たのに、嘘でしょ!?![]()
―続―
文字数が多すぎて続きはアップできなかったので、翌日の日記に続きます。
うちの親も… 2022.11.10
プールのある風景・前編 2022.02.11
今年もロックダウンのFather’s Day 2021.09.09