ユーカリの木陰で里の行

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2015.01.14
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カテゴリ: ファミリー
続き デス。

年が明けてから 新潟県の越後湯沢温泉 に、
以前2度ほど両親と一緒に泊まった ホテル双葉 に滞在してきた。
あのときの 雪見風呂 が忘れられなくて。
子どもたちも日本の雪遊び( オーストラリア・ビクトリア州の雪は
とほほほ…


数か月前にネットで予約したときにはメェもムゥも
「でも、雪がなかったらどうするの? 1月は大丈夫なの?」と
楽しみしているぶん不安がっていたけれど、
蓋を開けてみれば今年(あ、もう去年ですね)は大雪で、
12月にもう上越新幹線など越後湯沢より先は止まってしまったほどだった。
今度は別の意味で「行けるかなぁ?」と心配したものの
無事行ってこられた!

相変わらず双葉ホテルは良かったデス、。
雪に彩られた露天風呂はどれも素晴らしかったし、

そのうえ今回は 部屋になんと露天風呂まで!
連泊したせいか、過去に泊まった功績か、
予想もしなかった幸運に、子どもたちも大喜び。大笑い
暇あらばお湯に浸かっては歓声を上げていた 。

大雪のニュースが嘘のように一日目も二日目もいいお天気で、
しんしんと雪降る空を見上げながらの雪見風呂 は
楽しめなかったけれども、
雪に覆われた森林を眺めながら、のんびりとお湯に浸かってきた。
湯上りにふるまわれる漬物もお茶も美味しくて、
極楽、ゴクラク。大笑い

子どもたちの方は、 ビクトリア州では「ありえない」真っ白な雪 に感動し、興奮し、
凍えるなか飽くことなく雪と戯れていた。
以前来たときにスキー場の休憩所のおかみさんが、
「 ここのかまくらは掘る 」のだと教えてくれたけど、
二人とも何時間もひたすら掘り続け―

おねえちゃんのメェなど、 自分の背丈よりも深い穴 を掘ってしまった。
ムゥの方は かまくら同士をつなぐトンネル を。
ダディンも 寒さに体を動かさずにはおれなかったのか 、
「掘りかまくら」ではなく、雪を丸く積み上げて
3人は入れるくらいの立派なかまくら を完成させてしまった。

突然大雨が降り出したのは二日目の遅い午後で。
スキー場の人々も散り散りに、子たちも仕方なく休憩所に退散した。
そこのおかみさんが、
越後湯沢でこの時期に雨が降るのは珍しい のだと話していたけれど、
地球温暖化の影響なのかな…? 心配デス。。。

そうして雨は夜には雪に変わり、
最終日の朝、 念願の雪見風呂 を楽しむことができたのだった。
しんしん、しんしんと灰色の空から湯気のなかに降りてくる
冷たくて温かい神秘に見惚れてしまった。
天に感謝せずにはおれない至福のときだった。ぽっ


今回の日本滞在もいろいろとあったけど、
何より嬉しかったのは、年が明け、
地元の山頂にある神社に参拝に行ったときのことだろうか。

息子がダディンと公衆便所から戻ってくるや
ものすご~く大きなミミズ がいたのだと興奮して話してくれた。
「こぉぉぉんなに大きなミミズだったんだよ、
ムゥはあ~んなに大きなミミズ、見たこともないよ!」びっくり

その後、娘と私がトイレに行くと、確かに男子トイレの出入り口に
巨大なミミズ 。
生きているのか、死んでしまったのか、
そのミミズはほんとうに大きくて、ものすごぉぉぉく図太くて、
長さにしてたぶん15センチはあったと思う。
茶色いミミズではなく、白っぽくてヌメっとしていて、
踏まれてしまったのか、可哀想に
身体の後ろの方が潰れて千切れてしまっていた。

可哀想なんだけど、そのグロテスクな様相に
思わず足がすくんで後ずさってしまった。
そんな私とは対照的に
娘の方は近寄ると、その子の傍らに座り込んでしまったのだった。

男子トイレ出入り口の手前 である。
ハーフの娘は12歳(もうすぐ13歳)とはいえ大人っぽく見えるので
日本では17、8歳に間違えられてしまう。
そんな子がトイレの出入り口に屈んでいたのでは、
用を足したい男性も入りずらいだろう なぁと呼び戻した。

「でもママ、 メェはあの子を助けたい んだよ。
このままじゃ、もっと踏まれて死んでしまうよ」と、
娘はいかにも心配そうな顔で訴えた。
そんなことを考えていたのか、エライぞ、メェ!

だけど場所が場所 のうえ、
そのミミズは余りに大きいし、大怪我してるし、
状況的に助けるのは難しいだろうなぁと思った。
それでも丈夫そうな枯葉を何枚か拾ってくる。
娘は幼いころから、葉っぱをつかって
傷ついたミミズとかを傷つけないようにそうっと助けあげるのが
とてもうまいのだった。

けれど実際その子はあまりに大き過ぎて、
そんじょそこらの葉っぱではすくえない ようだった。
私も勇気を出して一緒に手伝おうかと思ったけれど、
男子トイレの前に女性二人が屈んでいたのでは
あまりに目立つし怪しげ だし、
邪魔になってしまうので、後方支援に徹することにする。
奮闘する娘を念で支援し、より大きく丈夫そうな葉っぱを探した。

結局、十分近くかかっただろうか。
娘は無事、その子をすくい上げ、 もっと安全な場所に、
雑木林の枯葉の下にそうっと移してあげることができた
のだった。

ラリホー!大笑い
良かったねぇ、ミミズ君。
そうしてそのとき私は、娘の勇気と優しさに拍手を送ったのだった。
でかした、メェ!


―と、今年も日本パワーを充電したところで、
子どもたちも学校に戻り、メルボルンでの日常も再開。
2015年もやるべきこと、やりたいことを
日々着実に実現していけたらなぁと思っています。

写真は、越後湯沢温泉の一本杉スキー場(て名前だったと思うのですが…)で
ひたすら掘りつづける メェとムゥ。
憧れのかまくら、たくさんできて良かったね!








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Last updated  2015.02.02 09:39:45
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