鏡の国のアリス

April 2, 2009
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グリーンアイ.jpg

引きずる足は どうして動かないの?

自由気ままに町を歩いて
塀の上へと飛び乗って
日向ぼっこも ご飯の時間も
不規則に生きる私達

道を歩けば「可愛い」だなんて
目の前に食べ物置いて去ってゆく人間達
邪魔そうに私を蹴飛ばすスーツ姿のオジサンも


私は気にせず路地裏歩いて
落としたタバコを踏んでしまって
私の手足は火傷した

道路で食べ物探していたら
突然体に重い衝撃
吹き飛ばされた私の体と
車の中で舌打ちする人
「轢いちゃったよ、気持ち悪い」
全く面倒極まりないわ
可愛いだの邪魔だの気持ち悪いだの
勝手気ままはアナタ達

飼わなきゃいい話でしょ

雨がザアザア降ってきて
びしょぬれになった私の体
周りがふわふわ浮いてきて
私は空へと羽ばたいた

ふわふわふわふわお空に上る



ひとりの少女が泣いていた
冷たくなった子猫抱きしめ
「ごめんね...」呟き泣いていた
通りすがりの知らない少女

優しい少女と 固い子猫
周りの視線は冷たくて
「まあ汚い」って、誰のこと・・・?
少女は子猫を抱きかかえ
小さな小さな丘の上行き
そこに子猫を埋めました
やがてはそこに 木が生えて
少女は大人になりました
そしてそして その頃の事
大きな木が、倒されました
丘はガラガラ掘り出され
コンクリートがペタペタと
子猫のお墓を壊します
少女の想いを潰します
おおきなマンション 高いビル
そこにあった 丘も木も
小さな花も 草もなく
そこには何も なくなりました
そこでは人が 行き来して
時間に追われて歩いてる
心を失う人達は
やがて全てを忘れてく
動物達はそれを見て
皆一様に 言いました

「人間だけにはなりたくないね」





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Last updated  April 2, 2009 09:12:10 AM
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