Something

ちびちびは、このごろ、すごく楽しそうだ。

いやになっちゃったときのことを思うと、たいへんありがたいのだけど。

先日は、

「先生に、あきれられちゃったよ。どうして、この子は　K高に、きちゃったのかな？って」

K高の先生方は、K高大好きだから、ときどきこういう言い方をされるらしい。

いったい、何をやらかしたかと聞くと、

「☆子と、笑っとったら怒られて、罰で　巻尺で計らされとったんだって。

で、巻尺（学校用のおおきい巻尺ね）が、釣りのほら、くるくる巻くやつ（リール）に似てたから、

くるくる巻いてつりあげるまねしたら、

「ほーいいっ」って、☆子が、（魚のまねして体をくねらせる）つられてきて、

バカすぎてわらいが止まらなくなった。」

そうです。

要は、おバカできるお友だちができたってことね。

先日、入学初の定期テストがありました。

中学生の時のように、まじめに勉強すればできるテストと、聞いていたのですが、

ちびちびは、最後の3ヶ月の追い上げで入学しているので、

まぁ、平均あればいいかなとわたしも、多くは期待していなかった。

ふつうに勉強はしているだろうとタカをくくっていた・・・と、今となっては思う。

で、来たよ～数１！！！　赤点っ！　初めて見た。

「ママ、腰抜かすから点数は言わない」と、ちびちびは言うのだけど

「いや、ママ　物理で13点とったことあるから、びっくりしない。」

と、懐の深さを見せて、おしえてもらった。13点はあった。

「で、数学わかんないの？」と聞くと、

「いや、4月の段階で、かなりできたから、油断して　ノーベンで挑んだ・・・」

おーーーーっ。ちびちび、高校数学をなめちゃいかん。

赤点には、反省文書くんだって。「もう、二度ととりません」て。

追試はないらしい。

たのむよ、留年はしないでね。

K高にはいったとき、ちょっと、国公立♪の夢をみかけたが、所詮、夢だったか。

進路指導に、「なんか違う」などと、いえた立場ではなかったわ。

で、この前の模試で数学が悪くて悩んでるお姉ちゃんにはとても、いえなくて

「お姉ちゃん、遺伝子レベルで出来ないと落ち込むと気の毒だから、内緒にしとこうか。」

と、持ちかけたら、

「数学の遺伝子、全部あげた！っていうわ」

で、前述の、おバカ友だち、「高校生になったんだから♪」と、これまたノーベンで挑み、

ちびちびと、「赤点シスターズ」と、呼ばれているらしい・・・

とほほ・・・。