PR
Calendar
Freepage List
Keyword Search
発達障害
がある臨床発達 心理士
で、
朝日新聞島根版・石見版のコラム「元気力」も執筆する
松江市
の難波寿和(ひさかず)さん(38)が、
著書「こちら、 発達障害
の世界より」
(本の種出版)
を出した。
障害当事者で支援者としても働く半生をつづった一冊。
「生きづらさを感じている人に読んでほしい」
と話している。
難波さんは 岡山県
出身。
大学で 障害児教育
を専攻し、 修士課程
も修了した。
大学院生だった22歳ごろから
「自分は 発達障害
ではないか」
と考えるようになったが、
精神科
や 心療内科
は受診せず、
福祉施設で 心理士
として働き始めた。
当時の状況について、著書でこう振り返る。
「なんとか自分の力だけで、
自己努力で解決できるのではないか、
社会人でもあるし、支援者なのだから、
自分自身をコントロールできなければ失格だと、
プレッシャーをかけた」
だが、文書の間違いを繰り返し指摘されたり、
出勤簿に印鑑をうまく押せなかったりとミスが続き、
職場で孤立。転職も繰り返した末、30歳の時、
精神科
を受診し、
自閉症 スペクトラム
障害と社交 不安障害
の診断を受けた。
「『やはりボクは、普通の人とは違う世界の人間だったのか』
と心の中で繰り返した。
(中略)頭の中では、常にリセットボタンを押し続けていた。
でも終わらなかった人生に、毎日絶望した」
著書には、幼少期から感じていた違和感、
周りの支えで少しずつ立ち直っていった日々、
発達障害
の子らの支援者としても
働く中で感じた思いなどがつづられている。
障害を受け入れながら、
生きやすく生きようと
重ねてきた難波さんなりの日々の工夫もまとめた。
最後の第4章は「あなたへの手紙」と題し、
さまざまな困り事に苦しむ障害当事者らに宛てたメッセージをまとめた。
普通であることを求めがちな当事者には
「命を賭してまで普通にならなくていいんだよ。
『あなたは、あなただから、それだけで十分』」。
当事者の家族には
「『助けて』って(中略)本当につらくなったときには、
声を出して伝えてください。
保護者の方が少しでも楽に生きやすく生きられることが、
当事者の子どもにとっての生きやすさにつながるのですから」
と呼びかけている。
難波さんは
「障害がなくても、生きていて大きな挫折を経験する人は多いと思う。
人生のどん底からはい上がった例として読んでもらい、
こんな世界もあることを知ってもらえれば」
と話している。
1870円(税込み)。山陰の書店やネット書店などで購入できる。
発達障害のADHDやASDはほとんどの… 2026.05.03 コメント(8)
絶対に観るべき! Netflixドキュメンタリ… 2026.05.02 コメント(8)
牛乳パックが“メディア”に。日常の風景を… 2026.05.01 コメント(8)