2002年12月08日
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 ありゅは、ガンダム好きが高じて同人誌を作っていた頃がある。
 あまり著作権については考えずに、気楽に、ガンダムのキャラクターでサイドストーリーを作ったり、ファンブックを作ったりしていた。
 ある時、同人誌仲間から連絡があった。
 ガンダムを作っているサンライズが、同人サイトについて締め付けを厳しくするらしいよ、という内容だ。

 じつはそれまで、ありゅは「サンライズは割合に同人誌に寛容」というイメージがあったのだ。
 特に、故・長浜忠夫監督は、本当にファングループを大切にしてくださっていたし、富野監督も気さくにファンダムのアンケートに答えてくれていたり、という記憶が頭の片隅に残っている物で、どうして? と、妙な違和感を感じたのだ。
 やっぱり「世界のガンダム」になってしまったから、昔のように、寛容ではいられないのに違いない。

 こうなった理由は、友人達と話をしていて思い至った。
 同人サイトに載せてあるファンアートやファンノベルは、今まで紙に印刷されていた同人誌に比べると、簡単に劣化無しの複製が作れてしまうからだ。

 そして、そこには心ある人の多くが「劣化コピーした海賊版より、高くても作家さんから買いたい」という意識を持っていたお陰で、悪辣な海賊版が大量に横行するという事は、同人界全体を揺るがすような問題にはならずにすんだと思う。もちろん、 終わったこと と呑気に構えているわけでは、決してないけれど。

 つまりは、ネットでの複製は、海賊版など比べ物にならないくらいの驚異だったに違いない。
 世界中からアクセスされ、 著作権に対して甘い日本 を世界に晒すことになりかねない。それは、企業の国際化にとって障害以外の何でもない。
 かつて、宇宙世紀の時代、同人誌、ファングループに好意的であったクリエイター達も、もはやかつてのように気軽に「ファン活動で盛り上げてくださいね」とは公言できなくなってしまったのだ。

 電子情報は容易にコピーできる。
 「画像の上で右クリック」したら「右クリック禁止」が出ました。だけど、それで「ダウンロードできない」わけじゃない。方法を知らずに「パクれない!」って思ってる子たちに知らせたくないから方法は書かないけど、ある程度のスキルを持っていれば誰でも知ってるレベル。
 つまり、「えーっ、どうやるの? 教えて教えて!」なんて子はね、ホームページを公開するなんて十年早いの。出直しておいで!

 楽天に引っ越して一週間。
 をーい、って思う物にたくさん遭った。

 ムーミン。スナフキンが多いんだけど・・・これも、気を付けた方がいいと思う。
 キティちゃん。サンリオのトップ画像まで、見たことがあるぞっ。怖っ。

 「私のお気に入り」を皆に見て欲しい気持ちはわかるんだ。
 私だって、お気に入りを見て欲しいよ。
 だけど、それだったら、お気に入りの公式サイトへのリンクを張らせてもらう方がいいんじゃないかなあ。もちろんリンク条件はきちんと読んでね。


 うむ。
 悪い物は悪いぞ。
 ありゅの日記を読んで、「私のは大丈夫?」って不安になったら、どこからもらってきた画像か、もう一度確認してみてね。その画像が置いてあったところには、きっと、画像を利用する上の注意書きなんかが書いてあると思うんだ。
 わかんなかったら、詳しい人に訊いてみるっていうのも手だね。
 もちろんその前に、検索サイトで色々調べてみるのは、もっと大切だよね。

 自分で描いた似顔絵みたいな、いわゆる「ファンアート」。
 これは、今の時点ではグレーゾーン。つまりは「お目こぼし」してもらえる可能性がちょっとは残ってるってコト。

 よそからパクってくるくらいなら、「描いてみました」の方がよっぽどマシだとありゅは思う。だってね、描くとき、苦労しなかった? 似ないなーって何回も下書きを繰り返して、かっこよく塗ろうと思って、何回も塗り直して・・・そういう作業をしてみたとき、もしそれが似顔絵でなくて、「自分の作ったキャラクター」だったら?
 勝手に持って行かれて、自分の物のようにそれをどこかのサイトに飾られたら?
 すごく、いやでしょ?
 作った人はね、そんな気持ちで、一生懸命作ったんだよ。
 あ、でも。 ディズニーはやめとけよ、マジで。 小学生の卒業制作だって「消してください」って言ってきた会社だからね。

 きれいな画像、フラッシュ動画、音楽・・・そういうものでホームページを飾りたくなってきたら、それは、そろそろ 楽天広場から卒業 するときだと思う。
 このコミュニティから出れば、もっと大きな電網世界が待っている。その代わり、誰も助けてくれない。いちいち教えてもくれない。
 それでも 自分を表現したい という想い、或いは欲があるのなら、漕ぎ出していくべきだろう。もっと大きな世界へ。
 ワールドワイドウェブに自己表現の場所を持つ。
 それは、子供だろうと、お年寄りだろうと関係ない。
 男でも女でも関係ない。
 ただ「一人の人間」としての評価だけが待っている。
 それこそが 個性 、 個の確立 。
 決して何かの中に埋没しない、自分自身なんだから。







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最終更新日  2002年12月08日 12時41分00秒
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