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一緒に来た由香の嬉しそうな顔は今でも鮮明に・・・・。
真新しいオシャレな洋服を着て母親に連れられ東京に行きました。
私はアチコチにたらい回しのようにされた由香が
母親と一緒の嬉しさと・・この先の不安・・の顔を見せた事を
見逃せませんでした。
「 大丈夫だよね・・・おばさん・・。」
由香の眼は私にそう言っているように感じました。
私の中で ほんの少し・・ホンの一瞬だったけど・・
自分が起こした行動に後悔に似た気持ちも・・・・。
「 辛い事があったら言っておいで・・帰っておいで。」 の言葉を飲み込み・・
「 電話番号・・解るね。 」 と送り出しました。
それからの由香は長い夏休み・冬休みに遊びに来る事はあっても
いつも・・
「 お父さんも・お母さんも仕事が大変だから一緒の時間は少ないけど
可愛がって貰っている。 」 と言うだけで愚痴一つこぼしませんでした。
そうして月日は経ち・・
由香に好きな人が出来・・・・結婚しました。
「 おばさん子供が生まれたよ~。可愛いよ~。 」
由香が何とか幸せに暮らし始め・・私の心配が必要なくなったと思っていた頃
電話が・・・・
「 ダンナの金遣いが・・・余裕も無いのに・・遊んだり・・人の面倒ばっかりみて・・
私が働いてた時に貯めていたお金が~無くなっちゃうよ~
働きに出なきゃ~いけなくなっちゃう。。
でも・・・子供に淋しい思いをさせたくないし・・
どうすればいいのかなぁ~・・。 」 と。
「 好きなのか? それでも・・? 」
「 うん。大事な人だよ。私を救ってくれた人でもあるし・・何より好きだし・
○○も私の事は絶対スキって自信ある!! 」
「 そっか~ じゃあ~肝を据えて話し合ってごらん。
場合に寄ったら・・おばさんが意見してやるから。。 」
「 そうだよね。話さなきゃぁね。 」
「 ところで・・救って貰ったって・・どういうこと? 」
「 黙っていたけど・・由香も遊んでいた時期があってその時に
怒ってくれたんだよ。 」 って。
東京へ行ってから新しいお父さんは可愛がってくれたけど
淋しい思いもしてきたようで夜遊びも覚えていたみたいでした。
その後のこの若い夫婦はしっかり話し合い
数年前には東京でディズニーランドが見える辺りに家も建て
一人息子と3人で幸せに暮らし
「 おばさん、小さい家だけど・・遊びに来て~。 」 と 言うほどに。。
ところが・・今年・・年賀状が来なかったのです。
心配をしていたら・・・
やっと・・・