天翔ける鳥船

天翔ける鳥船

2004.07.11
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ワニ文庫(KKベストセラーズ)

最近、井沢さんの小説ばかり読んでいたのだが、これは歴史ノンフィクションというか、エッセイというか・・・

これは歴史を全体として学ぶのではなく、「歴史の争点」的なものを選び出し、解説することで、歴史に興味をもってもらおうという目的?で書かれた本らしい。

ここでは役小角、坂上田村麻呂、織田信長と本能寺の変前後の徳川家康、豊臣秀吉、伊達政宗、松永久秀などについて述べられている。一番ボリュームがあるのが織田信長である。

ただ単に歴史的事件などをあげるのではなく、この場合「神魂」というテーマがある。
西洋(キリスト教)社会と日本の根本的な差異ということで、「創造主」の存在ということがあげられている。キリスト教では、神は人間をちりから作ったとしている。だから、人間はどんなに偉い人でも「つくられたもの」であり、つくった「神」の間には絶対的な区別が存在する。
しかし、日本では人は神が作ったものではない。そもそも神は一人ではない。そのため「神」と「人」との間には絶対的な区別はなく、人も神になりうる。

それは日本人が、なんやかやいっても「霊のパワー」を信じているからだという・・・・

歴史を学ぶのはなく、歴史に学べ。





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Last updated  2004.07.11 23:58:44
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