天翔ける鳥船

天翔ける鳥船

2005.09.16
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カテゴリ: 小説
評論社

現在ロードショー公開中の映画の原作本です。
貧しいチャーリーが住む町には、世界一広大で世界一有名なワンカのチョコレート工場がある。工場は操業しているのに、そこに働く人を誰も見たことがない。従業員が工場に入るのを見た人はいない不思議な工場。この工場の主、菓子業界の天才ワンカ氏は、この10年いっさい人前に姿を現さなかった。それが、突然、子供5人を工場内に招待するという。そしてこの5人に、一生分のチョコレートをプレゼントする。それは、ワンカの板チョコに隠されている5枚の黄金切符を手にした子供たちに限られるという。

毎日チョコを食べているすごく太った男の子オーガスタス・ブクブクトリー
どうしても黄金切符が欲しくて、大金持ちの父親に数十万枚の板チョコを買い占めさせて、工場の従業員を動員してさがさせた女の子イボダラーケ・ショッパー
1日中チューインガムを噛んでいる女の子バイオレット・アゴストロング
毎日超大型テレビを見続けている男の子マイク・テレヴィスキー
そして、両親とそれぞれの祖父母4人と2部屋しかないあばらやに住むチャーリー・バケツ
5人の子供とその保護者達が、チョコレート工場へ・・・


そうしたら、まさに、あとがきに書かれていました。実際に年齢にかかわりなく気持ちの年齢がチャーリー君と同じ年頃の人にと。

読み始めると、現実には「ありえない」ことが多く出てきます。
もちろんチョコレート工場に入るとこれでもかと言うくらい非常識な出来事ばかり。
ただ、この子供達のネーミングにも現れていますが、ところどころに風刺というかブラックユーモアのようなことが出てきます。
子供の心と、大人の経験、この話を十分に楽しむにはこの2つがあった方がいいと思います。

【今日の言葉】
p190「あの子の頭は空っぽの音がしたんでしょう」
「チョコレート工場の秘密」ロアルド・ダール、(訳)柳瀬尚紀(評論社)より

チョコレート工場の秘密





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Last updated  2005.09.16 22:50:02
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