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毎年、この時期になると第二次世界大戦に関係する番組が放送されますね。そして、毎年、年老いた母親が当時の戦争体験を口にするのもこの時期です。
空襲のことや疎開先での経験など・・・
特にアメリカ軍のカンサイ機に追いかけられた話は、戦争の話題になると必ず母親の口から出てきます。 よっぽど、怖かったんでしょうね。
同じ話を何度も何度も聞かされていますので、母親の代わりにその体験談が話しできるほどにストーリーも覚えてしまっていますが、フンフンと聞いてやるのも親孝行かなぁと思いながら、母親の戦争経験談を聞いています。
カンサイ機がいきなり上空から飛来し、機関銃を撃ちながら幼かった母と母の友人を追いかけたそうです。 二人で必死になって橋の下に逃げ込み、命は助かったものの二人で暫くガクガクと震えていたそうです。
幼いころから同じ話を何度も何度も聞かされていたのですが、一つだけどうしても分からないことがありました。 疑問に思った時に母親に質問するべきだったのですが、戦争の話となると、こちらが口を挿めないほど、自分自身に浸ってしまう母親の姿を見るとどうしても質問が出来ませんでした。
話の内容からカンサイ機とは飛行機だということは察しがつくのですが、どのような飛行機なのかは想像すらできなかったのです。
幼いころは母親と自分自身との空間が世界そのものであり、その世界観は家族との距離に広がり、家族の行動範囲が世界となっていきます。 そして、成長とともに幼稚園、小学校、中学校・・・と世界観は大きくなると同時に知識としての世界も広まります。
知識としての世界は町内から地域、地方、国、地球へとどんどん大きくなりますが、普通に生活をしていて意識できる「世界」ははやり町内程度だと思います。幼かった私の知識としての世界も広がっていきました。
そしてある時、気がついたのです。 大阪を中心に攻撃をしてくるアメリカ軍の飛行機がカンサイ機だと・・・!同時に、東京を中心に攻撃をするのがカントウ機のはずだとも確信したのです。
この思い込みが間違いだと気付くのにかなりの時間を要しました。
航空母 艦
などの船
に搭 載
されている飛行 機
が、艦載機だと知った時は我ながら大きなショックを受けてしまいました!
(決して戦争を美化するつもりも、ましてや、戦争体験を笑い話にする気など毛頭ありません。 この世から戦争をなくすべきだと思っています。)