PR
カテゴリ
長い長い間モヤモヤして、どうすることもできなかったことが、ある記事によって少しスッキリした。
この件は全体的な説明が面倒すぎてなかなか話題にできないことで随分過ぎてしまい、見れてない人が多いと思うので、雑誌の全文コピーを載せちゃう。以下。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
2025年8月のAxis 湊千尋
—シピボニコニボ族の芸術文化を扱った大規模な展覧会が、パリのケブランリー博物館で昨年開催された。タイトルは「シャーマニック・ビジョン」展、副題が「ペルー・アマゾン地方のアヤワスカ芸術」である。
アヤワスカとはケチュア語でアマゾンの蔓性植物を意味するが、これを原料としてつくられる飲料が幻覚作用を持つことは、欧米を中心に知られてきた。シャーマニズムとの関係を民族史に基づいて解明し、またそこで生産されているアートを「アヤワスカ芸術」と総称した展覧会は珍しく、シピボ゠コニボ族文化の現在も含めて興味深い内容になった。
幻覚植物を扱うとはいえ、芸術人類学を扱うフランスの国立博物館
だから、アヤワスカについても科学的に検証可能なアプローチをとっている。 欧米を中心に一種のブームとなった感もあるアヤワスカにまつわる「儀礼」や「ヒーリング」は、主に欧米人が訪れるようになった1970年代以降に生まれたものである こと、展覧会で紹介されている工芸、刻や絵画も含め、 「アヤワスカ芸術」というジャンルそのものが、欧米の知的好奇心を対象にして生み出され発達してきたことを、客観的なデータを元に提示 しているのが印象的である。 もともとアヤワスカをはじめとした幻覚性の薬草は、アマゾン流域のシャーマンが口にするものであって、癒やしを必要とする者に処方する薬ではない。
それが欧米人の求めに応じて「ビジョンを得るための薬」に転用された背景には、 1970
年代のヒッピー文化やそれに続くニューエイジブームがあったことも紹介されている。——
同様にケネの幾何学文様が、シャーマンが儀礼の際に歌うフレーズの「楽譜」だとする説が流布しているが、これも比較的最近の俗説と退けられる。ケネがアヤワスカの幻覚作用で「見える」パターンというのも、歴史的にも民族学的にも根拠がない。 しかしそうした欧米人による俗説を頭から否定せず、むしろそうした解釈を取り入れながら、新しいデザインにつなげてゆくシピボニコニボのつくり手たちの態度に、展覧会の企画者たちはクリエイティブな逞しさを見出していると思われる。
代表的な作家をひとり挙げれば画家のパブロ・アマリンゴ。1990年代から欧米でいくつも展覧会を行い、日本でもたびたび紹介されている、「アヤワスカ芸術」のキーパーソンである。
だがアマゾンの幾何学文様に触発された私にとって興味深いのは、森を離れ、都市でアーティスト・コレクティブをつくる活動する女性たちだ。ベルーでも環境放壊は深刻で森林火災によって、やむなく故郷を離れざるを得ない人々がいる。リマにあるコレクティブでは刺繍や絵画などを中心にケネを展開したアート作品を制作して生計をたててきたが、新型コロナウイルスの影響で観光客がいなくなると、再び窮地に立たされることになった。そこで彼女たちはストリートアートに触発されて、リマの公共の壁に描き始めた。歴史上初めて、ケネが「壁画芸術」として知られることになったのである。
コレクティブはケ・ブランリー博物館の会場にも招かれ、エントランスに巨大なケネアートを描いていた。こうした文脈を見ると、「ケネ」に対応する西欧語として相応しいのは「デザイン」だろう。異なる時代と文脈において異なる機能を発揮するデザインである。また移住を余儀なくされながらも、自然とのつながりを保ち抵抗を続けるレジスタンスであり、またパンデミックからのレジリエンスとなり得る、エネルギーを持ったデザインとも言える。もしかすると、それは幾多の困難を超え森で生さ延びてきた人々が、永い時をかけて練り上げてきた、知恵のかたちなのかもしれない。
以上、2025年8月の専門雑誌Axis 湊千尋
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
●[もともとアヤワスカをはじめとした幻覚性の薬草は、アマゾン流域のシャーマンが口にするものであって、癒やしを必要とする者に処方する薬ではない。]と記事にあるけど、私は、まさにもともとそういう認識だった。シピボ族の人たちは、病気になった時や怪我の時、具合が悪い時も自然療法としてシャーマンに頼る、最近はまず病院、どうにもならず、シャーマンにも来てもらう、またはその逆だったり。
●シピボ族女性ほとんどはアヤワスカを飲んだことがない。
「飲むのは怖い」と言っていた。が最近の流行によって、外国人が喜んでアヤワスカを飲んでいるなら試してみようと、初めて試してその後習慣的に飲んでいる、という人はいる。もしかすると、そんなふうに気軽にお茶として健康のために飲んでいるのか?そのシピボ知人は「調子が悪いのでアヤワスカを飲んで整える」と言っていた。シャーマンが使うものであり自分が飲むという習慣はなかった、けど、治療の時に、飲むこともある。それは治療の内容によって、必要な薬草の種類が違うから、ビジョンや幻覚を見るための薬草を多く、などの調合によるのかな。
●シピボ女性がシャーマンのお仕事をしている場合は、シピボ族の女性がアヤワスカを摂取するとも言えるので、シャーマンの家に滞在した場合、毎日飲むのが習慣だと思ってしまうのだろうか。
●「アヤワスカを摂取してビジョンを描いている」という説が強まってる現状は、摂取しなくても模様を描くことができる人がいる一方で、逆に、誰でも薬草を飲めばビジョンが現れ模様を描ける、とも考えることもできる?
●いずれにせよ「アヤワスカによって見えるビジョンで、シピボ族の幾何学模様が見えることが多いということもあり、同じような模様なので、「アヤワスカによる模様」という話になっているのか?
間違ってることが浸透するのは少し困った気分。なんで、どういう流れでそんな話になっている?
ということを冷静に色々考えて検証している。
アヤワスカの儀式のことは試したことはあるが、とにかく人ぞれぞれで色々だし、興味があまりないので理解が薄く、そのことはわからないのだけど、シピボ族の泥染めに関してだけは、きっちりと確認したいものだ。
作り手の女性一部が何も飲まなくても普段から自然に模様のイメージを描いていることは、作業を見たことあれば知ってるはずだけど見たことある人は少ないだろう。
自分が知っている儀式は、アヤワスカは深夜に物音のない場所で飲み、飲んだあとは吐いたり寝転んだりして、とても細かい模様など描けないだろうに。なぜ、「アヤワスカを飲んで模様を書いている」という説明ができるものか?分からず。
もしかして直接シャーマン儀式をする場所へ行く人は、そこで見ききすることとズレが生じるのか?
体験した人たちやシャーマン修行している人も皆真剣で誰も嘘を言ってないだろうとも思う。
アヤワスカのビジョンに幾何学模様が出てくることが多いというのも事実だけど、本来シャーマンだけが飲用する神聖な薬草アヤワスカを、「全てのシピボ族が日常的に飲んでる」という説が浸透するのは明らかに違う。自分がシャーマンの家に滞在していれば、そんなふうに思えるかもしれないけれど。
多くの人(興味のあるひと)がシピボ族=アヤワスカと関連付けている。今や世界中に広まって、各地で色々な形で儀式などがされていて、「シピボ」はあまりにも有名らしい。またはドラックの中のひとつというカテゴリーで知られているという方がいいのかな?私はその業界のことはよく分からないけど、「アヤワスカはすごく有名ですよ」と若者たちが教えてくれた。だけど認識はそれぞれみたい??
日本ではまだまだ知られていないし、私が紹介している布も見たことない人が多い。
アヤワスカという単語自体を知らない人の方が多く、一方で現地で体験した人も意外と増えている。
もとより私はスピリチュアルな世界や幻覚作用のこととか興味の薄いというかよく分からなない世界で、現状を、何をどのように説明するべきか、情報が錯乱している状態にやりにくさと戸惑いがある。と、同時に、常にそこに何か求めている人たちを理解したいし知りたいとは思って、色々な人の体験を聞いたりする。
いつの間にか現地にいる人以外の、遠く離れたところで、いつの間にか別の情報が広がって、新しい認識の方が定着して広がってしまうことはちょっと怖い現象。ネット社会にありがちなフェイクも広がりやすく人は信じやすい。
。。。。。。。。。。。。。。。。。
今回の湊さんの記事、
日本で雑誌や本に説明されてしまったりしてる説明は、現地で聞いたことのないような説明なのだから、違和感でしかない。どこからどうしてそうなった?とずっと考えていたけど、はっきりと言明する裏を取れずにいたことを、すっきりとした事実に基づく話を記事にしてくれて本当にありがたいと思った記事だった。
因みに今回コピペしている雑誌の記事を当初見つけたのは姉で、図書館で雑誌を手にして、たまたま知らせてくれた。図書館にはあっても町の本屋にあるとは限らないらしく、私がやっと図書館で手にしたのは最近なのだ。失敗した。この話題はたぶん遅過ぎてるけど、でも、99%の人が知らない話だろう。
これ以上、自分がこの記事のことをどこかで紹介せずに過ぎていくのは良くないと思いつつ、短くまとめるのが難しいというか面倒で、最善と思ったのでそのまま紹介してしまったけど。
ただ、記事の後半の、都市に移住したシピボ族の人たちのことについては強く異論がある。
私は、子供達が学校に通うために集落から町へ、都会へと出ていったシピボを身近に見ていたが、一度出てしまうと、仕事などない集落に若者は戻ってこない。シピボは森に帰ればいいのにと思う。決して森が焼かれたからという理由だけではないだろうし、彼らの不法な移住のことでリマで色々な事件があった。だいたいが、森のシピボの手仕事を脅かしているのは彼らとも言えるのではと。それはまたそのうち。
湊さん、シピボの模様が気になるとのこと、展示会に布をたっぷり見に来てください。
奥が深くて私なんぞは何もいえないテーマ。
多分、動画とか他の人の投稿とか出回ってるらしいから皆さんの方が詳しい。自分は一切、人の投稿は見ない主義。見るといつの間にか実際自分が体験して知ってることなのか、見聞きして信じてしまっていることなのか混乱していくから。
このブログは書きかけです、誰もみない前提で、思いついたことを書き足している
アヤワスカとシピボの模様について、私には大事なテーマなのだ。
世界の認識がぐちゃぐちゃになってしまっていること、私も整理しながら考えてる。
そっと覗かれるだけで、一緒に考える人がいないので独り言を言ってるだけ。ちょっと苦しい
シピボ日記(過去の思い出)誇り高い人々 2026.04.16
コロナ禍のシピボ族の人々(10月の日記よ… 2021.12.31
シピボ族の病気の実態と薬草の効果 2021.11.13