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101匹の羊さん、お待たせしました。
今日は私の卒論の話でもしましょうかね。
つい3ヶ月ほど前のことなんですねぇ。。早いもんです。
3ヶ月前には、私はまだ大学生でした。国文の。
専攻は江戸文学。井原西鶴。
しかし、人と同じことしてもつまらない!と当時激しく思っていた私は、国文の枠を超えて、英文と仏文に手を出してしまいました。
そして出来上がった論文の題目は
「江戸文学とデカダンスに関する考察」・・・
「デカダンス」は、もともとフランス文学から生まれた思想なのですが、それが、日本のしかも江戸文学にも見て取れるか?!!というのが論旨です。
西鶴なんて、デカダンス思想の随分前ですからねぇ。無理があるわけです。
そして、とても広い。
フランス語と英語と江戸語が読めんといけんのです。
そして、難解。
もはや文学ではなくて哲学と思想の領域です。
「で、何がしたいの?」と何度問われたことか。。それぐらい理解されなかった。
「デカダンス」というあやふやな語を定義することによって、時代や国が変わろうとも、人間という一個の精神が歴史を貫いている故に、文学には普遍性がある!
ということを証明したかったのですよ。今書いててもよく分からんですね(笑)
「デカダンス」の定義は、大きな題目の材料に過ぎなかったんですが、それに多くの時間を要しました。よって、西鶴(なんの作品かはお気づきの方もいらっしゃるでしょう!秘密です(笑))の読み込みが足りなかった。。
いろんな時代のいろんな文献、いろんなジャンルを読み漁ったことが面白かったですね。ユイスマンス、ボードレール、ランボー、マラルメ、ベルレーヌ、ワイルド、山東京伝、平賀源内、近松門左衛門、上田敏、永井荷風、太宰治、三島由紀夫、澁澤龍彦。。
文学だけじゃなく、音楽、芸術、映画なんかも。
随分、しんどかったです。しかし、自分しかできないことだったと思うし、自分にぴったりの題目であったことは間違いありません。後悔はしていませんよ。
論文を読んでみたい!という大変奇特な方、貸し出しております(笑)