あめぷり!ジュニアテニスUSA

あめぷり!ジュニアテニスUSA

June 9, 2004
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「フツウするか、そんな質問・・」@今日も脳天気

 これは、日本の学生が、アメリカに来て、授業中に
 一度はつぶやくセリフである。

 この人達は恥じらいというものを知らないのだろうか?
 ここは大学だぞ、大学!そんなの、常識でしょう!

 憤慨するマジメな日本からの留学生の憤りは、そのトン
 チンカンな質問をした生徒に、まともに対応する先生の
 姿を目にした瞬間に、行き場を失う。 

 「そうか、それはありなんだ」


 ラインに立った時もそうだ。

 私以上に準備の出来てなさそうな、それでも、そこに存在
 していることだけで満足してニコニコしているランナー
 (とも呼ぶのも躊躇われる)を見た時にも思った。

 「こういうのも、ありなんだ」 

 とにかくチャレンジする人に、めちゃめちゃ甘い点数をつけ
 るのがこの国の特徴かもしれない。

 ダメ出しをしない。

 やる気のある間は、社交辞令であろうが、皮肉であろうが、


 失敗も経験。
 会社をつぶした数で、採用が決まったという、ちょっと前ま
 でのシリコンバレーの伝説も満更ウソではないらしい。

 今日、この夏のロス近郊のジュニアのトーナメントのリスト


 「こんなにテニスする子供がいるのか?」

 と、不思議に思い、いくつかすでにサイトで参加者を確認す
 ることの出きるトーナメントをチェックした。

 6月も半ばを過ぎると、アメリカの学校は夏休みに入る。

 6月の終わりには、日本でいう全国大会の予選が各地で始まり、
 トーナメントラッシュに突入する。

 チェックしたサテライトのプレイヤーのリストには、州外から
 の参加者の名前が結構あった。

 「なるほど、夏休みだから、ロス以外からも来るんだ」 

 ロスは、夏でも陽射しは強いものの、風が涼しく、意外と
 過ごしやすい。(夜は結構寒くなるから、長袖のジャケット
 は必要だよ~>ロス遠征のみんな達)

 夏のトーナメントシーズンを過ごすには、内陸部の熱波や、
 東海岸の湿気と戦うより、快適な場所だと言える。

 ただ気候の良さは、いつもプラスだけに働くわけじゃない。

 今日、日系のマーケットから持って帰ったフリーペーパー
 のエッセーの中に、

 「気候が良すぎて、何も考えなくなるので、それが嫌で
  他の土地へ引っ越した人もいる。」

 とあったのは、日本人として、妙に納得できる。
 ロスにいる日本人が日本人離れしていくのは、この気候の
 せいなのだ。(と気候のせいにしておこう)

 こんな土地柄だから、みんな、何にも考えないで、マラソン
 に出たり、テニスだって、自分のレベルも認識しないで、
 トーナメントに出たりするに違いない。

 ・・・書いてる内に、何だかだんだんバカになってくるよう
 な気分になってきた。ヤバイじゃん!

 この気候が合ってる職業もある。

 発明家や研究者には、この脳天気さはサイコーらしい。

 頭が空っぽになるので、新しい発明も出来るというわけだ。
 ノーベル賞に一番近いといわれながら、会社に冷遇されていた
 中村修二さんも、サンタバーバラを退社後の研究場所に選んで
 いる。

 カリフォルニアからは多くの発明が産まれてる。
 産まれても、育てたり、そこから発展させていくのは苦手ら
 しく、大概、その部分は日本とかヨーロッパの国の方が上み
 たいで、商品化とか、おいしいところはみんな他のところに
 取られるという現象もあるらしい。

 これって、テニスにも言えないだろうか?

 なんせ、チャレンジするのが大好きなので、テニスプレ
 イヤーは沢山出きる。大会も沢山ある。環境はいい。

 その後だなあ、問題は。

 と、考え始めたところで、外から湿気のない、快適な夜風。

 しばし、頭を空っぽにする快感に酔う。

 「・・・・・・・」(空っぽ)

 テレビでは、数日前に亡くなったレーガン元大統領のニュース。

 「この人も脳天気な人だったなあ」と故人を偲ぶ。 

 「フツウ」俳優が大統領になれないという「フツウ」を見事
 に覆したレーガンが、終の棲家に選んだのは、このロサンゼ
 ルスだった。うちから車で30分くらいのとこにある。

 その更に内陸部にあるレーガン図書館で、葬儀があって、
 そこへ行くのに3時間(渋滞で)、棺の置かれている場所に
 辿りつくまで平均合計7時間もかけるロサンゼルスの人達。

 (こういう人達が、何にも考えてないか、すごく考えてるか、
  考えないことにしたい。)

 今や、俳優が政治家になるのは当たり前で、州知事がシュワ
 ちゃんというカリフォルニア州。

 やっぱ、フツウじゃない人が産まれてくる土地でもあるわけ
 で、このまま、カリフォルニアボケを甘受するのも、ひとつ
 の選択かもしれない。

 チャンスの神様は、そういう脳天気な人々を見下ろしながら
 何を考えているのだろう。

 もし、最後までここに住んでたら、死亡診断書に
 「死因:カリフォルニアボケ」って書いてもらおう。

 病状は、チャンスを追い続けて死ぬこと、だな。







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Last updated  June 9, 2004 06:09:06 PM
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