I WHO AM MISSING,,,

動物の命



みーちゃんが朝学校に行こうと通学路を歩いていると、一匹の老犬がいました。

犬には首輪はついているものの、リードはなく、辺りに飼い主がいる気配もありません。

犬は震えていて、右耳の下には怪我があり、目は充血し真っ赤になり、鼻血がでていました。

みーちゃんはほうっておくことができず、犬を抱きかかえ、学校に向かいました。

学校で、みーちゃんは仲の良い保健室の先生のところに真っ先に行きました。

先生はダンボールを用意してくれて、とりあえず犬をそこにいれました。

担任の先生や、教頭先生もきて、犬のことは問題になりました。

教師たちの言葉は、みーちゃんには「面倒なことを持ってきたな」と聞こえました。

みーちゃんはその言葉にすごくショックを受けていました。

「連れてこないほうがよかったのかな。」みーちゃんは泣き出しました。

とりあえず、みーちゃんは1時間目の授業に出ました。

休み時間、すぐに保健室に行きました。

怪我をしていて震えている犬を病院に連れて行きたいと言いましたが、病院はしまっていて行けないそうです。

担任は、警察に連れて行くことを提案しました。

飼い主が探しているかもしれないから。と言っていました。

でも警察では、きっと短い期間しか保護できません。期間が過ぎても飼い主が見つからなければ、保健所に連れて行くでしょう。

その日、みーちゃんは学校でもずっと泣いていました。


次の日、朝みーちゃんは担任に呼ばれました。

「警察では1日(今日)しかあずかれないから、飼い主が見つからなかった場合、飼ってくれる人を探しておけ」と。

みーちゃんは友達と急いで飼ってくれる人を探しました。

すると、同じクラスの男子が、飼えるというのです!

すぐに男子の親に電話をかけ、男子の親も了解してくれました。老犬で、病気持ちかもしれないにもかかわらず。

なんていい人たちなんだろう。

みーちゃんはとても喜び、安心しました。

そのことを担任に告げ、飼い主が見つからなかったら警察に引き取りに行くと担任から電話をしてもらいました。

電話越しに返ってきた警察の答えは、みーちゃんを悲しませるには十分すぎる言葉でした。

犬は、警察署から動物愛護センターに連れて行く途中の車で、亡くなってしまったのです。

せっかく飼ってくれる人が見つかったのに。

みーちゃんは泣き崩れました。

帰り道、みーちゃんはこんなことを言っていました。


「あの犬が、一人で逃げてきたわけないよね。だってあんなに年をとってて、走れるわけがないし。
きっと、捨てられたんだ。首輪をつけられたまま。
なんで人間ってそんな勝手なことできるんだろうね。
犬は何も悪いことしてないよ。人間の勝手な都合で何で命を捨てれるの。おかしいよ。
保健所に連れて行かれる犬っていっぱいいるけど、保健所って犬にとっては死刑のみの刑務所。
人間は悪いことしたら刑務所入るけど、犬は何も悪いことしてないのに刑務所に入らなきゃいけない。
そんなの絶対おかしいよ。」


あなたは動物の命をどう思いますか。

もし目の前に捨て犬や捨て猫がいたら。あなたならどうしますか。

これは、最初から最後まですべて怜羅の友達が経験した実話です。みーちゃんは仮名ですが。

みーちゃんの行動が正しかったのかは私にはわかりません。

でももしみーちゃんが震え怪我をしている老犬に見向きもせずにいたのなら、私はきっと怒りを覚えていたでしょう。






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