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8月13,14日の二日間、北海道岩見沢MP HALLにてFIT![板橋文夫piano,瀬尾高志contrabass,竹村一哲drums]の2ndアルバムの録音をした。ここ岩見沢では数々の伝説的なライブが繰り広げられてきた。古くは板橋さんがまだ20代のころ。『シノ』というお店のママ故永原秀子さんが板橋さんをずっと応援してきたのだ。そこで音楽に出会いライブの魅力に触れた大徳さんをはじめとした現在の岩見沢の人たちに精神は引き継がれてきた。2011年3月11日の東日本大震災においてのライブ(http://plaza.rakuten.co.jp/anabiosisofjazz/diary/201103190000/)、大雪に見舞われた爆弾低気圧の中で行ったライブ(http://plaza.rakuten.co.jp/anabiosisofjazz/diary/201212100001/)など、記憶に残るライブがいくつもある。主催の大徳さんはじめとしたチーム岩見沢の人達の団結力は物凄い。そして音楽への情熱に溢れている。ここで演奏できることにいつも感謝している。灼熱の東京から夏の終わりのような北海道へ。板橋文夫さんと録音エンジニアの小川洋さんがやってきて、ピアノ調律は札幌の渡辺弘光さんが二日間つきっきりでやってくれた。俺の車に一哲のドラムと俺のベースを積み込んで岩見沢で合流。レコーディング会場の外では岩見沢の皆さんがなんと豪華なバーベキューを用意してくれてる。セッティングを終え、焼肉や野菜焼きを堪能!こんなレコーディングの始まりは初めて。二日間怒涛のように録音し、最後には来てくれたみんなにも歌ってもらって大盛り上がりのレコーディング。板橋マジック炸裂!プレイバックを聴くたびに笑いが込み上げる。岩見沢節が炸裂!ここでしか生まれない素晴らしいアルバムが出来そう!完成をお楽しみに!皆さん本当にどうも有り難うございました!!現在、東京の狭く暑苦しい部屋で仮MIXを聴きながら、涼しい北海道の夏を思い出している。夢のような時間だった。そんな音がぎっしり詰まっている。板橋さん!会場MP HALLの外ではバーベキュー!今回のレコーディングに多大な協力をしてくれた大徳さんと。いつも有難うございます!野菜屋さんベジーも好評!二日間つきっきりでピアノ調律してくれた渡辺弘光さん。素晴らしい仕事に感謝です!板橋さんと!夏男、一哲。真剣にチェック!レコーディング風景。板橋さん激しい!ちょっとした撮影もありました。岩見沢のみんなも歌で参加!楽しくちょっと緊張しつつレコーディング!
2014.08.22
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コントラバス弾きならだれでもわかると思うのですが、「どうやってそんな大きいの持ってきたの?」とか「重いのに大変ね」と言われます。1月に1回は必ず聞くフレーズです。(それはいくら?とか高いの?とかいう下世話な質問はやめてほしいですね。)重さは…あまり正確には測ったことがないのですが、ケースに入れていたら20kgくらいになるのかなぁ。俺の楽器はコントラバスの中でもかなり重いほうだと思います。高さは1m90cmもあります。自分よりずいぶん背が高い!運ぶのは、たいていの場合は車で運びます。「大きい車じゃないと無理じゃない?」と言われますが、これがまたタクシーなんかでも乗れてしまうんですよ。ここで、「コントラバスをタクシーに乗せる技」講座(瀬尾編)まず、助手席と運転席ともに倒してもらいます。そして助手席側のドアから頭から入れて、ちゃんと入ったことを確認したら、運転手席を起こします。助手席もベースが天井に当たらない程度に起こします。自分は運転手席の後ろに座ります。体格にもよりますが、あと2人くらい乗ることが可能です。自分は、頭から突っ込む方法を取っていますが、エンドピン側から突っ込んで、シートベルトをかけた状態にして、座席を起こすという方法もあるようです。重要なことですが、タクシーを呼ぶ際に「座席が両方(最低でも助手席だけでも)リクライニングできますか?」と聞くことですね。コントラバスという楽器を乗せたいとも言ったほうがいいと思います。しかし!ここでまた問題が。それは旅で滋賀に行った時。駅から降りてタクシーが並んでいた。タクシーに乗せようとしたら、「汚いからダメ」と断られ、その後、他のタクシーにも立て続けに断られたのだ。このように、理不尽な理由(コントラバスはそんなに汚いのか?それはほかのカバンなどと同様なくらいの汚れだと思う)で断られる場合があるので要注意です。札幌で断られたことはまだないなぁ。こんなタクシーでの乗車拒否をしゃべりながら弾く作品もある。フランスの女性ベーシスト・ジョエル・レアンドルが作曲した、その名もずばり「TAXI」。それから更に影響を受けたかパロディしたか溝入敬三さんも、弾き語りアルバム「猫に小判」で「むなしい人間の努力の唄」という題で(曲はマック・ザ・ナイフ)コントラバス奏者の悲哀を歌っている。コントラバス弾きなら『あるある!』と思える笑える(笑えない…)曲。俺は背が低いので楽器を運ぶのが大変です。そういうわけで、少し長く歩くときは、エンドピンをはずしてホイールをつけてゴロゴロ転がしながら歩いています。これで随分楽です。頑張って持って歩いている人は是非試してほしいですね。自分は『ONYX Bass Wheel』というのを使っています。アメリカのLEMUR MUSICで買うと75ドルでした。自分のエンドピンの直径を測って注文してください。でも、このコロコロにも問題点があります。ふらふらと安定しなかったり、すぐ鉄の部分や接続部が曲がってしまんですよね。そこを改善した2か所留めのホイールなども売っているみたいです。最近発見していいかもなぁと思っているのが、「Bass buggie」というもの。アメリカのKC Strings(http://www.kcstrings.com/bass-buggie.html)で110ドルで売ってるみたいです。このリンクから見てみると映像も見れるので、興味がある人はチェックしてみてください。ボディへの振動とかはどうなのかなぁ。たぶん結構大丈夫じゃないかなぁと思うんだけど。あ!北海道の場合は雪があったりするから無理かなぁ。どうだろう。海外での通販での送料は、30から60ドルくらいだと思います。毎日持ち歩く人は、運んだりするのにも気を使いますよね。身体の為にも、運搬法は楽して安全なものを見つけていくといいなと思います。俺は、長く持ち歩くと、肩のところに赤いあざがすぐできます。よく自転車で運んでいる人がいるけど、よくやるなぁと関心します。慣れると案外大丈夫みたいですが、俺は怖いなぁ。もしもの時は悲惨だよなぁ。北大のJAZZ研では女性でも、自転車で運んでいましたね。みんなたくましい!ちなみに、地下鉄や電車、新幹線は、追加料金は取られないですよ。超満員電車以外は結構乗れます。飛行機は3人から無料。2人でも結構無料でいける。同乗者は誰でもいいんですよ。(だから一人でも頑張って!これ以上は言えません)同じ便なら一緒にチケットを買う必要はないはずです。前もって、コントラバスのケースを飛行機会社に予約してください。JAL,ANAはケースを持っていて、AIR DOはANAから借りています。予約の際は、楽器の大きさを伝えてください。旅とかすると不安で、こういうことをネットで検索したなぁと思い、ずらずらと書いてしまいました。コントラバス弾き以外にはあまり参考にもならない話でした。演奏と匹敵するくらい、移動が大変です。みんな共演者にベーシストがいたら優しくしてあげてください。旅で、ベース運搬中に優しく声をかけてくれたり、荷物を運ぶのを手伝ってくれた綺麗なお姉さん(大阪で出会った人は本当にすごく美人だった!)、そういう優しさは忘れないです。これは、ベーシストだけでなくて、身体に障害のある人も同じように苦労していることだと思います。バリアフリーとか身近に問題はたくさんありますね。
2008.03.01
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「岩見沢は外国だから」と、よく寺田町さんが言っていた通り、今日の岩見沢・琥珀での小山彰太さんと奥野義典さんとのライブは、どえらい盛り上がりで、た。やはり、ここのお客さん達のノリは一味違う。ただばか騒ぎするというわけでもなく、心から音楽を愛しての笑顔であり、叫びなのだ。シャイな北海道では珍しい。昔から琥珀、ゴヤという二つのJAZZのお店の噂は聞いていて、ゴヤの故永原秀子ママには、札幌のJERICHOで出会って、ガンガン酒をおごってもらって、岩見沢でのライブの話を聞かせてもらった思い出がある。豪快でとっても暖かい人だと思った。岩見沢JAZZフェスで、ゴヤのママに捧げる曲を板橋文夫さんが演奏しているのを聴いて、多くの人達が号泣していた。俺もその音を覚えている。琥珀の今は亡きマスターも相当過激で面白い方だったらしい。そういうお店とそこに集った人たちが、現在の岩見沢のライブシーンを支えているのだろう。そういうお店を引き継いでやてちる人がいるのも嬉しい。強烈な思いは引き継がれていく。この街にはJAZZが、ライブが、人生を楽しもうとするエネルギーが活きていると感じた。彰太さんのエルビンジョーンズに捧げた曲で『うすったらんの子守唄』というのがある。この、うすったらんとはなんぞや。彰太さん曰く、北海道弁で、「なまら」というのがVERYという意味はみんなわかる。これがレベルが上がると「なまったら」それ以上凄くなると「うすたら」、でさらに最高になると「うすったら(ん)」となる。最上級のなまらがうすったらで、それに、んをつけたらしい。知らなかったなぁ。うすたら。明日は、JERICHOで彰太さんとのDUO!ドラムとベースでどんなライブになるのか!是非とも聴きに来てください!10/31(日)小山彰太(ds)瀬尾高志(b)DUO 場所:JERICHO(札幌市中央区南3西3サンスリービルB1) 19:30Open 20:00Start 前売り2700円(当日3000円)学割2200円琥珀の看板。アヒル?なんでだろう。打ち上げでの、鳥鍋を仕込む大徳姉御。本当にどうもありがとうございました!!とっても美味しかった。
2010.10.30
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