海外浪漫譚

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生活必需品シリーズ



では今回紹介するのは、こちらである。


kettle


お湯を沸かす時に必要な物、こっちではkettle(ケトル)と呼ぶ。電圧の関係か、スイッチを入れると1分弱で沸騰したお湯が作れてしまう大変便利な品である。

kettleの中はいたってシンプルな構造になっている。コイルのような物があり、スイッチを入れるとコイルに熱が通り、瞬時に水を温める。kettleによってはコイルがなく、水の他に野菜などを茹でられる変わった形のまである。


kettle_2


凄く単純かつ便利なkettleだが、驚いた事に色々な種類があり、値段も物によっては1万円近くするのもある。僕の買ったのはプラスチック製で値段はたったの5ポンド(約1000円)である。土台と本体が分離するkettleで、気に入っている。以前一体型のを買ったのだが、お湯を沸かす度にケーブルを引っこ抜かなくてはいけなく、その内コードが先に駄目になってしまった苦い経験があったので、今回は分離が可能なのを購入したのである。


kettle_3


とても便利なケトルだが、一つ弱点がある。イギリスの水は硬水でカルシウムを多く含んでいて、何回も水を沸かしていく内に、カルシウムがコイルの周りに付着して、熱がうまく伝わらなくなってしまうのだ。だから、kettleをお持ちの方は定期的にコイルを綺麗にする事をお勧めしたい。とは言え一度付いたカルシウム、結構簡単には落ちなくて、苦戦するのだ・・・。

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