可及的ゆるやかに。

可及的ゆるやかに。

2011.08.31
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カテゴリ: はじめての・・・
正しいようなそうでないような。



本体そのものは「たんぽ」で,切って鍋にして「きりたんぽ鍋」。

秋田ケンミンは「今晩,たんぽにするべ」って感じで気軽に食べてます。

・・・もんだと,ずっと信じておりました・・・。

秋田県北部出身のワタシは,モノゴゴロついたときには,
季節を問わず,きりたんぽを食べていました。

真冬だけだと思うでしょう?真夏でも食べますよ~
地元では,真夏でも鍋用のフルセット(欠かせない香味野菜のセリも)が常に店頭に並んでいます。

就職しまして,5名の同期入社の仲間のうち,県北出身はワタシだけ。


大変仲が良かったので,実家に泊まりで遊びに来てもらったのですが,
おもてなしはもちろん「きりたんぽ」。

ところが・・・夕食時みんなの箸が進まない
なんだか無理して食べてる雰囲気・・・。

話しを聞いてみると,みんな「きりたんぽって嫌いなんだよね・・・★」とのことで,
同じ秋田ケンミンなのに!?なぜ??とびっくり。

そのとき初めて,秋田県内でも,きりたんぽを食べない地域があることを知ったのでした。

秋田の秋の遠足は「鍋っこ遠足」と称して,
ハイキングして現地で鍋を作って食べるというのが定番です。
ワタシの小学校でも,きりたんぽを背負っていって,
山の中の貯水池のほとりで,がんばって作って,美味しく食べたものでした。



その答えは「芋の子汁に決まってるべ~☆おにぎり持っていってや~☆」

いや~大ショック
「芋の子汁」って,山形の芋煮会で食べるようなアレかと思ったら,
県南では,里芋に,牛肉ではなく鶏肉・醤油味で作るんだそうで,


なんできりたんぽが嫌いなのかと尋ねると,
「せっかく炊けたごはんをつぶすなんて,気持ち悪い」と全員が。
さすが秋田県の穀倉地帯。そういう考えもあるのね★

そういえば,県南のツレ実家でも,この20ン年間きりたんぽが出たことがなく。
近くのスーパーでも売ってないような。
あるときツレ母が電話で「今晩たんぽ3本買って,鍋にした~。まま(ご飯)も炊いたどもや~」

えっ!!ご飯ベースなのに,白ご飯も炊くんですかっ!?
しかも単位が3本って,二人分でも少なくない??
・・・とツッコミたかったのですが,そこはヨメ。
「あ~,そ~なんですか~。たまにはいいですよね~。」と無難に。
だって地元では,10本単位の焼きたてホカホカのしか見たことなかったので・・・

そうすると,冒頭の写真で,かまくら(横手=県南)をバックにきりたんぽ鍋って,
ありえない光景な気がしてきますが,秋田のイメージとしては,まあ,いいのか(苦笑)
ちなみにこのお店の通販パックには,ツレ実家自慢の長ネギが入っております(宣伝)。



前置きが長くなりましたが,地元民にきりたんぽを語らせると熱くなってしまって

で,「冷やしきりたんぽ」のお話。

小学生の頃,地元の商工会議所が,「新しい△△(地名)名物を作ろう!」と,
一番の老舗店に試作させたというので,商工会館での試食会に父と二人で行きました。
有料でしたが,はっきり覚えてます。
一杯800円びっくり

「だから家族ではワタシしか連れてこなかったのか,父よ・・・」と思いながら,
配膳されたそれは,いつものきりたんぽのお皿から湯気が出ていない,
ひんやりした文字通りの「冷やしきりたんぽ」。

まずは冷た~いスープから・・・
うっ,美味い~~~~~
たんぽにもしっかりスープがからんで「作ってただ冷やしただけ」ではないことが,
子どもの私の舌でもはっきり分かる,上等で上品な味。

どうりで800円・・・
そして,その後,新定番とならなかったことを見ても,
製作にはかなりの手間とコストがかかってしまうのでしょう。

はじめてで最後の「冷やしきりたんぽ」。ほんとに美味しかったな~
いま夏場でコレを出せるお店があったら,即食べにいくのにな~

最後になりますが・・・

関東の人にきりたんぽ鍋を食べさせると,必ず白菜を入れたがるそうです。
鍋=白菜という図式が出来てるからなんだそうで,
シメにうどんも入れたがるんだそうな・・・。

そんなにたくさん入れないのが,基本形なのだ~
正しい形





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最終更新日  2011.08.31 18:33:22
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