Anjeliqueの部屋

2007/03/15
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カテゴリ: others
はじめてリネージュをインストールして、画面の向こうの人と一緒に狩をしたとき、とても楽しかった。


リネージュがとても大切な世界になって、その画面の向こうの人を大切な友だちと思ってきた。
初心者の私にいろんなことを教えてくれ、とても親切にしてもらえた。
かけがえのないひと時をすごした。
その人の、いつかアデンを統治したいという夢物語も聞いた。

いくつもの月日と、出会いと別れが私の中で交錯した。

そしてある日。私の親友とその人が誤解とはいえトラブルに発展した。
その人はトラブルが起こったこと自体を許せなかったらしく、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という論理で、私との縁を切る旨を一方的に通知してきた。


あまつさえ、「私を解放する」という大義名分をひっさげて、わたしが作り上げてきた場所を解体し自分のところに取り込もうと画策してきた。
私は、友達を作った覚えはあっても、主従関係を結んだ覚えはない。
どうしてそこまで私に干渉して一方的に私に指図するんだ。
激しい怒りがこみ上げた。

私はようやく気づいた。
ああ、私は、ピエロだったのだなと。
歌う島で歩いていた何も知らないゲーム初心者の私は、その人にとって洗脳しやすい格好の道具だったのだな。単にその人は自分の思うとおりに動く駒と属国が欲しくて私を育成していたのだな。と。

最後の最後までその口から友だちとしての言葉が聞けかなった理由がようやくわかった。

ただの、馬鹿な、自分の道具。
そう思っているんだから、当然私のものは自分の道具でいらないパーツは切り捨てていいところだけ自分のところに取り戻そう。そういう発想になるだろうね。

馬鹿な道具。自分のコピー。手下。

進められるままに血盟を作って運営してクランハントをして。
よくもまあわたしは愚直にその人の策略にのっていたことだ。

すべてを知ったとき、私は本当にばかばかしくなった。

その人と諍いを起こした友達は、この鯖指折りの強い人で恐ろしげなイメージだけで語られるけど。いつもまっすぐで、正直で、全力で友だちのわたしのことを思ってくれる。その人が勝手にライバル視していたアデンを支配していたカリスマプリは、少々とっつきにくいとはいえ、実に現実的でクールで、気のいいゲームの好きな人だ。リアルで電話で声を聞いて長話して、等身大の彼等に触れている私には、むしろゲームの中のイメージや理想論だけを振りかざすその人の幻想のほうが理解できない。

すべて作られた舞台の上で、ただの道具として見下されながら踊っていたAnjelique。


それでも、リネージュは楽しかった。
触れ合えた仲間は今でも大切な存在だ。

Anjeliqueの記憶の欠片をひもとくのも今はつらい。
ピエロだったとしても、楽しかった事実は消せないのだから。





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Last updated  2007/03/15 02:08:07 PM
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