こころソムリエのワインな日常

こころソムリエのワインな日常

2015.10.02
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川島なお美さんのお通夜のニュースを見ていたら、祭壇に生まれ年である1960年のロマネコンティ、ラターシュ、マルゴーのボトルが飾られていた。いくら癌の末期で激やせだったとしても、ミュージカルに出演していたくらいだから、ワインを一口くらい飲めたのではなかろうか。夫は一緒に飲みたかったとコメントしているようだが、死期が近いことは夫しか知らず、本人は余命の話はしなかったという(ニュースで見聞きした範囲なので間違ったらごめんなさい)。ならば、夫は存命中に何としてでも妻に生まれ年のロマネコンティやラターシュやマルゴーを飲ませたいと思うはずだ。日に日に弱り、ワインが飲めなくなっていて、そもそも1960年はとっくに飲み頃を迎えているのだから、飲まない理由は一つもない。自分なら癌と宣告されたら、まだ元気なうちに飲んでしまうと思う。もちろん、本人はまだまだ生きるつもりであったと思うので、温存したのだろうが、余命と向き合い、生きているうちにコレクションを飲んでしまいたいとも思っていたはずだ。川島なお美さんの死は、ワインを愛する者にとって、本当に痛々しいことであるが、祭壇にロマネコンティやらマルゴーやら置いてあるのを見て、とても複雑な気持ちになった。果たして自分は、大切に保管しているワインを飲みきって死ねるのだろうか。





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最終更新日  2015.10.02 13:25:42コメント(0) | コメントを書く
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