ストレスの原因となるものをストレッサーといいます。
おなじストレッサーを受けても、心や体の反応は、本当に人それぞれ、十人十色です。
例えば、「昇進」というストレッサーに対して、「喜び」を強く感じる人もいれば、「不安、苦しみ」を強く感じる人もいるでしょう。
ストレスを受けて、食欲がなくなる人もいれば、無性に食べ物が欲しくなる人もいるでしょう。
ストレスは誰にでもあります。
問題解決の仕方、考え方、その時の体の調子や気分などで感じ方が変わります。
ストレスをうまくコントロールして、衝動食いを防ぎましょう。
●ストレスと上手につきあう1.見極める!
どんなときにストレスを感じて、ストレスをうけてどんな行動をとっていますか。日記などに書き出してみましょう。
2.見分ける!
A:解決できるもの、B:避けられるもの、C:受け入れられるもの
あなたの感じているストレスは、A、B、Cのどれにあてはまりますか。
解決できそうならそのための行動を起こしましょう。避けられるものは避けてしまいましょう。どう工夫しても、解決も、避けることもできないものは、受け入れる方が楽です。
3.70点でも十分!
100点をとらなくてもいいのです。
「べきである」「ねばならぬ」はやめてしまいましょう。
●食衝動が起こったら
食べること以外の、自分なりのストレス解消法・気分転換法を探しましょう 。
衝動的に何かを食べたくなったら、食べるかわりにこれをする!という行動をあらかじめ決めておきます。下記を参考に、自分にぴったりの方法を探してみてください。食衝動を感じたときに、条件反射的にこの行動に移れるようになれば大成功。
1) 犬と散歩に行く
2) 映画を観に行く
3) 友人に電話をする
4) 植物を買いに行く
5) シャワーを浴びる
6) 音楽を聴く
7) 楽器を演奏する
8) ドライブに行く
9) 読書をする
10) 公園に行く11) 車を洗う
12) 手紙を書く
13) 何か運動をする
14) 歯を磨く
15) 本を読む
16) 家の中を掃除する
17) 買い物に行く
18) 休暇の計画を練る
19) アルバム作りをする
20) 友人宅へ遊びに行く