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菊池寛の『入れ札』を聴いてみませんか。代官を斬り殺した国定忠治が赤城山から榛名山を越え、信州へ落ちて行く様子を描いていますが主役は忠治でなく、「くろすけ」という落ち目の兄貴分出世競争に負けたサラリーマンの悲哀を見るような面白さがあります。11人の子分を連れて逃走する忠治は少人数で逃げ延びようと決意する。意中の3人を自分で決めると他の子分から不満が出ることを懸念して自分から言い出すことができない。子分たちの言い分を聞くうち、忠治は「入れ札」を思いつく。連れて行くのにふさわしい子分の名を子分たちに書かせ札数の多い者から3人を連れて行くことにしたのだ。忠治は自ら選ばずに優秀な子分を選ぶことができるのである。子分達に異存はないが一番古参の子分『稲荷の九郎助』は複雑だ。表向きは「あにい」と立てられているものの他の子分たちから軽んじられているのは自分が一番知っていた。自分に一票入れてくれるのは古顔の弥助くらいだろう。弥助は好意的な微笑を自分に送ってきて九郎助の名前を書くという意思を見せた。九郎助が誰の名を書くかぼんやり考えていると自分の後輩でありながら忠治から信任され人望もある浅太郎に『早く廻してくんな!』と叱責された九郎助は掟を破って『くろすけ』と自分の名を書いてしまう。入れ札の結果は、浅太郎に4枚知恵者で軍師の役割を担う喜蔵に4枚大力の嘉助に2枚、そして九郎助に1枚だった。忠治に付いて行く3人は忠治の期待通りの結果となる。弥助は裏切ったのである。九郎助は自分の名を書いた浅ましさ卑しさがひしひしと身に沁みる。忠治と分かれてそれぞれに落ちていく子分達だが九郎助を追ってきた弥助は『親分があいつらを連れて行くのは納得できねえ11人のうちでお前の名前を書いたのはこの弥助1人だと思うと奴等の心根がわからねえ』と言う。それを聞いた九郎助は脇差さえ掴んだが弥助の大嘘を咎めるには自分の恥を打ち明けなければならないことに気付き嘘を付いている弥助でさえ九郎助のしたことに気付いていないと思うと自分の卑しさがなおさら情けなくなる。国定忠治の任侠物語とはいえこの物語は落ち目の兄貴分である九郎助が主役。誰も自分の価値を認めてくれない淋しさと悔しさ。そして、自分の浅はかさに苦しむ姿そういう心理って、誰もが一度は経験していると思う。九郎助のやったことはバカだなあと思うけど何か憎めないものがあり、好きなお話です。 ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪にほんブログ村育児・3人兄弟/姉妹ランキング・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2024/02/09
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ある男の前に5センチくらいの女性が現れる。彼は自分の耳を疑い、目を疑い、顔を近づけてしげしげとその若い女性のミニアチュアのような生物を観察した。柔らかな絹ハンカチと綿とで彼女のベッドをつくった男はその女性を机の引き出しにかくまって夜な夜な目と目で会話を楽しむ。彼女はベッドの上で大きな欠伸あくびをしながら机の中にかくれた。それから、彼と身長5センチの彼女との交際がはじまった。彼は毎日いそいで会社から帰ると引き出しの鍵をあける。彼女との話はたのしかった。おそらく、彼女はちがう星の生物に違いなかった。その5センチの彼女と結婚したいとか自分と同じサイズにならないだろうかとか悶絶し始めます。 ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪にほんブログ村育児・3人兄弟/姉妹ランキング・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2023/12/24
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本を読むのは好きだけど、コンタクトのせいか目が疲れて活字を読むのがおっくうな時がある。そんな時に利用しているのがネットで聞ける朗読サイトです。沢山の朗読ボランティアの方が名作の朗読をされているのでこれらを無料で聞くことができるなんて、本当に幸せですからもっと沢山の方に利用してほしいなあと思います。窪田等さんの朗読はどれも素晴らしいのですが私は新美南吉の『きつね』が大好きで何度も聞いています。新美南吉の作品では『ごんぎつね』が一番有名ですが彼がが死の3カ月前に書いた『きつね』は我が子の為には命をも投げ出そうとする母の強さと愛情が溢れていて最後のシーンでは思わず涙が溢れてきちゃいます。……………………………………………………友達7人で連れだって祭りに出かける途中文六ちゃんは下駄を買うがそこに居あわせたおばあさんに『晩げに新しい下駄をおろすと狐がつくというだに』と言われる。子供たちはそんなの迷信だと言いながらも、祭りの帰り道に文六ちゃんが「コン」と咳をすると子供たちの心にあった『きつねつき』の疑心暗鬼がどんどん大きくなる。文六ちゃん本人も、自分が狐につかれていたら両親はどうするだろうと不安になってくる。その夜、文六ちゃんが『もし、僕が、ほんとに狐になっちゃったらどうする?』と聞くと、母親は、しんからおかしそうに笑う。そしてなおも聞いてくる文六ちゃんに『そしたら、もう、家におくわけにゃいかないねからすね山の方にゆけば、今でも狐がいるそうだからそっちへゆくさ』と答え、さらに『母ちゃんや父ちゃんはどうする?』と聞かれると。『父ちゃんと母ちゃんは相談をしてねかわいい文六が、狐になってしまったからわしたちもこの世に何の楽しみもなくなってしまったで人間をやめて、狐になることにきめますよ。明日の晩げに下駄屋さんから新しい下駄を買って来ていっしょに狐になるね、そうして、文六ちゃんの狐をつれてからすね山へゆきましょう』そして、その後のやりとりもホノボノとしているのだけどもしも、猟師が鉄砲で撃ちにきたらどうするの?と聞かれた母親はもし狐になった文六ちゃんが猟師に捕まりそうになったら自分が身代わりになって猟師に捕まるのでその間に父ちゃんと逃げなさい、と言うと驚いた文六ちゃんは『いやだよ、母ちゃん、そんなこと。そいじゃ、母ちゃんがなしになってしまうじゃないかいやだったら、いやだったら、いやだったら!』文六ちゃんはわめきたてながらお母さんの胸にしがみつくのである。……………………………………………………物語がすばらしいのはもちろんですが朗読をしている窪田等さんが演じる文六ちゃんの子供の話声、優しいお母さんの声にも引き込まれます。『窪田等の世界』で検索すると素晴らしい朗読が無料で聞けます。楽しい時間が過ごせること、大ファンの私が保証します。 ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪にほんブログ村育児・3人兄弟/姉妹ランキング・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2023/11/18
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本を読むのは好きだけど疲れている時は、そんな気力が湧いてこないので目を瞑って耳から小説を楽しむことにしている。インターネット上には朗読サイトが沢山あり無料で小説を楽しむことができるのでおおいに利用させてもらっている。中でも藤沢周平の作品は色々な方がネットにアップしているので同じ小説でも読み手によって雰囲気が違うのが面白い。彼の時代小説の代表作は『蝉しぐれ』だが短編にも良い作品が多く今回は【怠け者】の朗読を聞いてみた。弥太平は生来の怠け者である。経師師、油屋、旗本の中間、手品小屋の呼び込みと職を転々とし、妹に小遣いをせびって行くような生活をしてきた。弥太平は丸子屋に住み込みの下男として奉公するのだがその怠け者ぶりは店の隅々にまで見抜かれることになった。だがここらで心を入れ替えてとは思わなかった。弥太平はそういうやり方で何十年も世の中をわたってきたのである。旦那は弥太平と会うと忌まわしいものを見るような眼をした。台所では弥太平の飯の盛りを、他の奉公人よりも落とした。そんな中でもおかみだけは弥太平を普通に扱ってくれていた。昔の悪仲間から丸子屋に押し込みに入るから手引きをしろと頼まれた弥太平はその話を受けたのだが・・・ ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪にほんブログ村育児・3人兄弟/姉妹ランキング・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2023/10/22
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【泥棒と若殿】朗読 1時間5分本を読むのは好きだけど疲れている時は活字を追うのが億劫なので朗読で好きな小説を楽しんでいる。インターネット上には朗読サイトが沢山あるので無料で耳から小説を楽しむことができるので折りに触れて活用させてもらっている。時代小説の山本周五郎『泥棒と若殿』このお話が大好きで何度も聞いていますが一向に飽きることがなく聞く度に『いい話だなあ』という思いに駆られます。お家騒動でオンボロ屋敷に幽閉されて食べるにも困窮していた若殿のところへ盗みに入った泥棒があまりの窮状をみかねて若殿の世話をするという話で泥棒のいじらしさにホロッとさせられます。泥棒に入った屋敷が余りにも荒れ果てていて床板を踏み抜いて『イテテテ!』と呻る泥棒の様子を面白がっている若殿。子供の頃から母親と義父にこき使われ他人に利用され、騙され苦労を重ねてきた泥棒。面倒をみる相手ができておおいに張り切っている泥棒の様子がいじらしい。なんだか2人の生活が夫婦みたいで、若殿が泥棒に『どこかえ行って二人だけで暮らそう、その時は俺も働く』という場面はまるで駆け落ちしようと誘ってるみたいでグッとくる。お家騒動が落着して、若殿は領主として城に戻ることになる。そんな事情を何も知らない泥棒に若殿は始めて食事を作ってやり夜中に黙って屋敷を出るのだが・・・「おめえいっちまうのか、おれを置いて、いっちまうのか」泥棒の声が何とも切ない。泥棒の献身と切ない別れ。読み終わった時に優しく暖かい気持ちになれることは保証する。 ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪にほんブログ村育児・3人兄弟/姉妹ランキング・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2023/08/05
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商品を見る→朗読 日本童話名作選 15557円私が朗読にハマッタのは新美南吉の『狐』を聞いたのがきっかけ。朗読サイトで『狐』を聞いて衝撃を受けそれ以来、童話だけでなく小説、エッセーなど朗読サイトで探しては聞くようになった。それほど『狐』のインパクは強かったのだ。ネットには数え切れない程の朗読サイトがあり無料で聞けるのは本当にありがたい。いろんな朗読サイトを聞いてくるとだんだん好きな朗読者が固定されてきてその人の朗読はほとんど制覇してしまった。そこで、プロの朗読が聴きたくなって買ったのが日本童話の傑作が48話収録されている15枚組の童話集の『朗読 日本童話名作選』私の大好きな『狐』や『手袋を買いに』有島武郎の『一房の葡萄』などが収録されている。『一房の葡萄』を聴いたらきっと日本語の言葉の美しさに感動すると思う。このCDは俳優や歌手が表現力豊かに演じているので時間があっという間に過ぎる。とにかく素晴らしい童話集なので出産祝いに贈ることもありますが聴いた方はみなさん、朗読を聴くのは初めてだったけどこんなに楽しくて心が癒されるものなのねと喜んでくれる。日本童話が48話も収録されており絵本もいいけれど耳から聞く童話も素晴らしいです。沢山の人に聴いてほしい超お奨めの朗読ブックです。 ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪にほんブログ村育児・3人兄弟/姉妹ランキング・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2022/11/02
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本を読むのは好きだけど疲れている時は活字を追うのが億劫なので朗読で好きな小説を楽しんでいる。インターネット上には朗読サイトが沢山あるので無料で耳から小説を楽しむことができる。山本周五郎の『雨あがる』の映画は主演の寺尾聰さんと宮崎美子さんが演じた心温まる時代劇でしたね。俳優の小倉一郎さんによる『雨あがる』の朗読も本当に素晴らしく1時間以上の朗読を家事をしながら聴いていると時おり手を止めて聴き入ってしまいます。小倉一郎さんは他にも沢山の朗読作品をYouTubeで発表されているのでそれを探しては聴くのを楽しみにしています。 ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪にほんブログ村育児・3人兄弟/姉妹ランキング・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・ #YouTube #小倉一郎 #朗読サイト #雨あがる #山本周五郎
2021/03/05
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★商品を見る→藤沢周平 CD約束 2160円● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●★商品を見る→藤沢周平 CD夜の道 2160円友人が入院した。退院まで時間がかかるのでノートパソコンを持ち込んだというのでお見舞いに朗読CDを持っていった。私も海斗の出産のあと、酷い腰痛で動けなくなり50日間の入院経験がある。その時は本を読むのがしんどくて朗読CDで気を紛らわせていた。私は朗読を聞くのが好きで大ファンの藤沢周平のCDセットを購入してかなりの頻度で聞いている。キッチン仕事をしながら聞くと料理作りが捗ります。スマホがあれば何でも聞ける時代ですがCDの方が断然聞きやすいのでCDラジオをキッチンに置いています。藤沢周平の『約束』は何度聞いても泣けます。『夜の道』は子供を思う親心に胸が熱くなります。読んで心を打たれる作品は耳から聴いても心を打たれますから音楽を聴くように文学を楽しむと前に本で読んだ時とは違った発見をすることがあります。 ランキング参加中です。応援クリックお願いします♪にほんブログ村人気ブログランキング・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2019/05/25
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『光のテーブル』全文を貴乃花さん自身が朗読しています。これは貴乃花さんの人生そのものなんですね。絵本作家に転身することを発表した貴乃花さんの【光のテーブル】は『家族の愛』をテーマにした絵本です。主人公は子カエルの『カルル』得意のジャンプ力を試すために家を飛び出し大会で優勝してちやほやされるも家族で食べていた料理を想い出して帰ってくるという物語だ。絵本は貴乃花さん本人のストーリーであり貴乃花さんの本当の胸の内が語られています。母親や兄との確執がワイドショー等で取りざたされていますがそんな家族に対する感謝の思いを込めた内容だそうです。原作は貴乃花さんですが鉄拳さんがイラストを担当、優しいタッチがとても印象的でさすが鉄拳というべき仕上がりとなっています。 ランキング参加中です。応援クリックお願いします♪にほんブログ村人気ブログランキング・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2019/05/12
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本を読むのは好きだけど疲れている時は、そんな気力が湧いてこないので目を瞑って耳から小説を楽しむことにしている。インターネット上には朗読サイトが沢山あり無料で小説を楽しむことができるのでおおいに利用させてもらっている。中でも藤沢周平の作品は色々な方がネットにアップしているので同じ小説でも読み手によって雰囲気が違うのが面白い。彼の時代小説の代表作は『蝉しぐれ』だが短編にも良い作品が多く今回は【雪明かり】の朗読をお届けしたい。★商品を見る→藤沢周平 雪明かり 788円雪の夜、雪をはらおうと傾けた傘に女がぶつかる。その女は、4年ぶりに会った継母の連れ子だった。養子に出された青年武士と義妹との偶然の出会いが二人の運命を変えるのだろうか。真っ白で冷たい雪の世界その美しい情景が声だけで浮かんできますよ。 ランキング参加中です。応援クリックお願いします♪にほんブログ村人気ブログランキング・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2019/05/04
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今日から読書週間が始まった今年の標語は『めくる めぐる 本の世界』子供の頃は絵本を読んでもらうのが大好きだった子供たちが中学生や高校生になると、段々本を読まなくなるのはナゼだろう?部活や勉強で忙しいのかな?大人たちも仕事に追われて読書の時間なんて作れないという声を聞きます秋の夜長、本当は書棚に手を伸ばして好きな本を読んで欲しいと思うけれどクタクタになってベッドに潜り込む毎日じゃそんな余裕ないかもね本は読みたいけど、活字を追う気力がない時私は朗読を聞いています目を瞑って、日本の名作を聞いているうちに眠ってしまうことも度々翌朝、あれっ?どこまで聞いたっけ?なんてこともありますがそれでも、すごく楽しい時間です読んで心に響く作品は、耳から聴いても心に響きます以前読んだ本なのに内容が思い出せないなんてこと、良くありますねでも、朗読で聴いた物語は、思い出せるんですよこれ、不思議ですが、音楽を楽しむように物語を聴いているからでしょうかインターネット上には、朗読の無料サイトが一杯ありますその中でも私のお気に入りは『朗読三昧ライブラリー』ここで朗読している女性の声が大好きなんです新美南吉の『あめだま』は3分の短い作品なので是非聴いてほしいです心がポッと温かくなりますよ小泉八雲の『雪女』と菊池寛の『入札』も面白かったなあ・・・子供と一緒に聴くなら『ふぁんた時間』がお奨め映像ありは有料ですが、朗読だけなら無料で聴けます『ごんぎつね』や『走れメロス』をおやつを食べながら子供と一緒に聴いていると、もっともっと、とねだってきます親の読み聞かせもいいけれどプロの朗読を親子で聞くのも素敵な時間ですよ ランキング参加中です。応援クリックお願いします♪ ・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2014/10/27
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NHK「日曜名作座」時代小説傑作選はNHKの超長寿人気ラジオドラマ番組の中でも特に人気の高い時代小説の名作だけを集めたCD全集二人の語りのうまさは天下一品聞いているだけで登場人物の風貌や情景までが浮かんでくるそれと、挿入されている古関裕而の音楽がとてもいいのだ私が大好きな藤沢周平の『橋ものがたり』と山本周五郎の『雨あがる』が収録されているので、高かったのだけど、どうしても欲しくなり毎日マジメに仕事している自分へのプレゼントと思って買ったお風呂にのんびり入りながら日本の名作を聴くのはすごく贅沢な時間だ1・〈早乙女貢短編集〉 根まがり笹/魔笛大名2・〈早乙女貢短編集〉 恋ぐるま/竜馬を斬った男3・〈藤沢周平 橋ものがたり〉 氷雨降る/赤い夕日4・〈藤沢周平 橋ものがたり〉 殺すな/川霧5・〈岡本綺堂 半七捕物帖〉 半鐘の怪/金の蝋燭6・〈岡本綺堂 半七捕物帳〉 鷹のゆくえ/化け銀杏7・〈岡本綺堂 半七捕物帳〉 河豚太鼓/奥女中8・〈池波正太郎 剣客商売〉 御老中毒殺/深川十万坪9・〈池波正太郎 剣客商売〉 品川お匙屋敷/道場破り10・〈池波正太郎 剣客商売〉 春愁/隠れ簑11・〈大佛次郎 照る日曇る日〉 照る日曇る日1、212・〈大佛次郎 照る日曇る日〉 照る日曇る日3、413・〈司馬遼太郎短編集〉 難波村の仇討/大阪侍14・〈山本周五郎 雨あがる〉 前編・後編 ランキング参加中です。応援クリックお願いします♪ ・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2009/03/30
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9月9日に紹介した『約束』の朗読が今日、最終回を迎えた毎日毎日、続きがアップされているかなあと仕事から帰ってくると真っ先に朗読サイトにアクセスしていた本当に楽しみに聴いていたので、終わってしまったのがちょっと残念お話しのあらすじは知っていても改めて耳から聴いて、健気なふたりの幸せを予感させる終わり方が嬉しい私は小説でもテレビドラマでもノンフィクションでもハッピーエンドのお話しが好きなのだこの『約束』の朗読は、岐阜県の主婦の【朗読三昧】というサイトで聴けます泣けてホロリとさせられて最後にふたりが幸せになれてヨカッタァと心からホッとさせられて読後感が素晴らしいお話しです是非沢山の方に聴いてほしいと思います私が【朗読三昧】のvoicedropさんの大ファンになったのは『きつね』という話を聞いてから・・・これはCDに焼いて入院中の知人に差し上げた程の素晴らしいお話しです私はvoicedropさんの声がとっても好きなんです声というと石川セリの声も大好きなんですけど聴いているだけでなぜかホッと癒されるような相性が声にもあるのかなあと思う「朗読三昧」はフリーで聴くことができますが『約束』が収録されている「新・朗読三昧」を聴くにはID登録が必要です。『voice10drops@yahoo.co.jp』に視聴希望と連絡するとアカウントとパスワードを知らせてくれますので、是非聴いてほしいです ランキング参加中です。応援クリックお願いします♪ ・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・
2008/09/19
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