杏子の今日この頃

杏子の今日この頃

2011.04.30
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カテゴリ: 読書
【目次】
手遅れ/花一匁/嘘つき/狐憑き

同心としては未熟だが、熱い心を持つ、養生所見廻り同心神代新吾が養生所医師、白縫半兵衛等と力を合わせ事件を解決する姿を描く。
血を吐いて、小石川養生所に担ぎ込まれた“おしま”は、労咳で病状が進んでいた。
そこに訪れた、尾崎平内と名乗る浪人。
彼女に優しい言葉をかける様子に、新吾は、仲のよい夫婦の姿を見る。
しかし、賭場荒らしに絡んで調べを始めた新吾がたどり着いた二人の悲しい過去とは?
書き下ろし時代小説、神代新吾事件覚シリーズ第二弾。

小石川養生所というと、暴れん坊将軍と大岡越前が作った貧しくて医療費を払えない人たちの診療所ですが、そこにも「同心」がいたというのがちょっとびっくりです。

困窮してどうしようもなく犯した犯罪を糊塗してしまう「嘘つき」では、落とし所に悩む姿に共感を持ちました。
嘘はいけないし、真実は必ず一つ、と考えることは正しいけれど、それが「いいこと」とは限らないことを改めて考えさせられました。

まだこのシリーズの1巻を読んでいないので、ぜひ探して読んでみたいと思います。

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最終更新日  2011.04.30 23:40:58
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