私の好きな詩

私の好きな詩

2005.06.27
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カテゴリ: BL


天使の髪の香りに気をとられていると
ものすごい力で体を押し戻されて
わけがわからない間にスラックスの前を開けられていた。
「俺がする。」
少年のするどい眼差しが俺を見入る。
「・・え?」
動けないまま、
この状態となんで下半身がスースーしているのかがわからない
「ちょっ・・お前・・。」
天使のやわらかい髪が俺の両手におさまる場所に存在している。
「いいから。」
急に襲われるリアルな感触。
天使の口の中がとても熱いことがわかる。
「な・・なにやってんの?」
俺はびっくりしてあわてて天使の頭をつかむと
無理やり離した。
「痛っ!」
あまりにも勢いよくやったので
天使の歯を自分にひっかけてしまう。
「わっ、ごめん!大丈夫?」
「~~~。」
声が出なかった。
天使は動けなくなってる俺にも容赦なく手をのばしてきて
その場所に触れようとしてくる。
「どうしよう、痛い・・よね?」
心配そうに覗き込む瞳。
油断したすきにまた直接むきだしのそこに手があたる。
「・・・そんなとこなでるなよ・・。」
痛みはちょっとの間で治まった。
なんて状態なんだろう、天使の綺麗な手に俺が握られている。
天使は俺の顔をうかがうように見て
「なんで離すの?駄目だった?」
と聞いた。
「ダメっていうか・・。」
ちょっと頭の中がパニックだ。
天使はとても綺麗だし、女の子みたいだけど
でも本当は男の子なのできっと
そんなことするのは、俺が思ってるほど抵抗がないってことなのか?
でも・・あの雑誌とかでお綺麗にうつっている天使が・・
TVとかに出ている本当に天使なのに
それは・・どうなんだ
ぐるぐるめぐる思考。
俺が黙ってるとまた天使は口でしようとして顔を近づけてゆく
「わっ!ちょっちょっと!」
またあわててひきはなす。
「なんで?次はしていいみたいなこと言ってたじゃん。」
たしかに
(次は交代な)
なんて言ってしまってたけど、でも・・
言葉も出ずにただ困って天使に視線をむけた。
俺のひざの近くに俺の顔を見上げる天使の顔がある。
口元がなにかいいたそうに少し開いていて
さっきのなごりでアゴのあたりまで湿ってた。
なんかわからないけど、ものすごく恥ずかしい。
「・・瀬戸さん・・なんで赤くなってんの・・?」
天使まで俺につられてちょっと照れた顔になっている。
「だってお前・・なんかおかしくねぇ?」
「なんで?おかしくないよ。」
「そうかな。」
「そうだよ。」
さっきまでの張り詰めた空気が消えていた。
「ねぇ、ゆっくりするから。」
いくぶん落ち着いてきて、
ここで拒否するのもなんだか違うような気がしたので
「・・・お願いします。」
と言ってみた。
今度は俺も心の準備が出来ているので
なるだけ力を抜いて、せっかくの申し出に身をまかせる。
言葉どおりにゆっくりと近づいてくる口元。
ぎこちない動きはとても一生懸命で
途中で気がついたけど、この前の俺を真似ているのだなぁと思った。
冷静に眺めている俺に気がついて、天使は
「俺、ヘタ?」
と顔をあげた。
「そんなことねーよ。」
と答える。
「・・どうすればいいのかな。」
自信なさげな弱音をはいて、
気が少し済んだのか、もうなにがなんでもという感じもしない。
「じゃあ俺がしようか?」
「嫌。」
「なんで?」
何故か俺から手は離さないままで、天使が隣に横になる。
「また一人だけなんてヤなんだもん。」
「うーん、じゃあ・・・」
俺は天使にかぶさって、二人をならべて一緒に握った。
「これで・・?」
と天使に聞くと
「わかった。」
といって俺の首に両手をまわす。
そこにたどりつくまでにかなりの時間があったからなのか
その行為自体は一瞬だった。
下にいた天使はびしょ濡れだったけど、
とても満足そうなうれしそうな顔をしていた。
「あーあ、またお前こんなヨレッたおっさんに・・。」
と俺がため息をつくと
「よれってないってば。」
と言ってクスクス笑った。
「ごめんな。」
謝りながらティッシュで天使の体を拭う。
そんな俺をジッと見ながら天使は
「・・かわいい・・なぁ。」
と言った。
「お前なに言ってんの?」
また照れてしまう、かわいいのは天使のほうなのに。
「・・瀬戸さん、俺機嫌悪くてごめんね。」
天使はそれから簡単に
俺に一緒に仕事するのを断られたことが嫌だったことと
携帯がつながらなかったこと、
それに、今度の仕事でかなりキワドイからみがあるので
落ち込んでいたことなどを説明してくれた。
「でも、もう仕事やめるって言わなかったから偉いよね?」
俺に服を着せられながら、天使が不安そうに聞いてくる。
「ああ、えらいな。」
俺も服を着て、タバコに火をつけた。
空は今どうなっているんだろう、雨はふっていないみたいだけど。
最近外で見る天使の肌の露出が激しくなっていることには
俺だって気がついていた
そして、キワドイからみ?
天使の腕が俺に甘えてまとわりついてくる。
「さっきまではそんな仕事なんて
 とても無理って思ってたけど、今は素っ裸にだってなれそう。」
笑っている天使とは裏腹に、大人気なく湧き上がる感情。
今まではそうでもなかったのに、なんでかなぁ。
俺以外にはなんにも見せるななんて。
仕事を大切にしろと諭す立場の俺がそんなこと言えるはずもなく
今日はうなされそうだと思った。




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Last updated  2005.06.27 06:15:40 コメント(6) | コメントを書く
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あお11ろ @ Re:なっちゃん あきらめるという意味じゃなくてそういう…
あお11ろ @ Re:なっちゃん ありがと(^O^) あたしも、大好きやで!
あお11ろ @ Re:なっちゃん 自分に感謝してる 6年前君をみつけた
あお11ろ @ Re:なっちゃん 賛成 お互いあゆみよりだと思います
あお11ろ @ Re:なっちゃん あたしも小っさいとき喘息だったんだよ 一…
なつりこ@ Re:『疑問符』7(04/11) あたたかい どんな魂も受け入れてくれるの…
なつりこ@ Re:『忘れる』(04/10) 待たない、期待しなければ、全部がサプラ…

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