俺は麻衣の軽い体を抱きしめて、そのまま持ち上げると、
いつも一緒に眠っているベットへと運んだ。
制服のままの彼女をゆっくりとおろす。
「ごはんもう少し後でいい?」
抱いたまま、子供としての麻衣ではなくて、
まるで自分の恋人に囁くように耳打ちをした。
「・・・うん。」
少し泣いたので、
ぐったりした感じの麻衣は不思議そうにしている。
「今日は麻衣の好きなものつくったからね。」
話しながら、近くにある頬にキスをして、上を脱がせた。
はじめてみる真っ白の下着はとても小さくて、
おもちゃの人形みたいだ。
「・・・触るの?」
拒否するでもなく俺に身を任せて、
麻衣は寒そうに身を縮めている。
「少し・・・麻衣が嫌じゃないところまでな。」
ゆっくりゆっくりと手を進めて、
指先をワイヤーの中にすべりこませた。
おおよその見当で動かして、さぐっている。
芯がわかると俺は、その箇所を集中して弄っていた。
「痛くない?」
動きを止めている麻衣に聞いてみる。
「・・・痛くない・・。」
ぼんやりとしたままで俺の胸の中にしがみついていたので、
その手を大きく広げさせてから、
今度は指で触れていたその部分の布をずらして舌で触った。
俺の頭を抱く腕に力がこもってゆく、
「もうやめようか?」
潤んだ目元を確認すると、俺は麻衣にそう聞いた。
あられもない姿で無言で首をふり、
麻衣はまた俺の腕の中におさまる。
俺は胸にまわした左手とは別に、
右手をスカートの中に進めて、
そのまま何の躊躇もなくもう一箇所の芯をさがすことにした。
さすがに驚いた彼女は、まん丸な目を開けて、
俺のことをじっと見ている。
あまりにも見るので気まずくなってきて、
目元に残る涙をナメ取りながらその視線から逃れた。
自然に麻衣の両手が俺にまわされて、
密着すると息が少し乱れているような気がする。
肝心な場所にたどり着いた右手に伝わる濡れが、
彼女は人形ではないのだと教えていた。
恐ろしく健全な印象でも、彼女だって普通に女なのだ。
「麻衣、キスしよう。」
小さな声でそういって、唇を求める。
麻衣はコクリと頷いてかわいい唇を俺のに重ねてくれた。
俺は思い切って奥のほうまで舌を進めて、
遠慮なんてせずここぞとばかりに想いを伝える。
「お兄ちゃん・・今・・・触ってるの・・・?」
また涙目になりながら、彼女が尋ねた。
「そうだよ・・気持ちいいか?」
けして急がずに、でも絶えず休むことはなく。
俺は指先の動きを繰り返している。
いいと思ってもらいたかった。
「すごい・・・。」
ぎゅーと俺を抱いて、
「お兄ちゃん、かっこいい・・・。」
と麻衣は言った。
「かっこいい?」
左手が胸から離れてしまったので、
右手に集中しながら聞いてみる。
「本物のちゅーだもん。」
麻衣はとてもうれしそうだった。
そして俺の顔に何度も音をたてながらキスを繰り返している。
「麻衣、麻衣ったら・・。」
夢中になっている彼女には、
俺がしていることの意味など、
それほど伝わっているようには思えなかった。
「・・おなかすいたろ?」
手を引き上げて、そういう。
ラザニアのスイッチをいれなければ。
「続きはごはん食べてからするの?」
無邪気な彼女の質問に、
「えーっと・・・そうしようか・・?」
と答えた。
どうしよう、それでもいいのかもしれない。
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