高宮葵の夕霧亭

高宮葵の夕霧亭

2009年09月22日
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間が開きましたが、前篇のつづき~。。


下北沢で写真展を見た後は、東京都庭園美術館で開催されている『Stitch by Stitch』を見に行きました。
一言で表すと、刺繍の展覧会なんですが、刺繍=女子の手慰み…程度に考えている人は、是非とも見に行くべきだね。
ホントにすごいから。

庭園美術館って、元々は朝香宮邸として建てられたそうで、そのせいか、“ひとん家”の匂いがしました(私はそう感じた)。
生活臭ってほど生々しくはなくて、展示物を見ながら何となく香ってくるのが好ましい。

作品はどれもこれも良かったけど、特に印象深かったものを三つ書きます。
まずは入り口のすぐ横にあった、天井から床まで垂れ下がる大きな布に施された刺繍。
作者は手塚愛子さん。

通常は玉止めにするところを、この作品は糸を長ーく(3メートルくらい?)伸ばしてあって、数十本の糸の束を、斜め上の方で括ってあるんです。
そこからさらに、滝のように流れ落ちて、円を描くように床に丸く置かれています。
あー、私の説明で通じてるのかな。
空調の風でマゼンタ色の糸が揺れる様子は、そこはかとなくエロティックで素敵でした。

次に、村山留里子さんの作品。
かなり照明を落とした部屋の中に、黒いマントが吊ってあって、薄明かりの下でちらっと覗くと、中にはキラキラしたビーズとかお花とか、諸々のキレイなものが縫い付けてあるんです。
それから、肩から切り落とされて中が覗ける黒いトルソーの中に、リボンとかレースが付いてる作品もありました。
雰囲気は、ミハエル・ネグリンみたいな感じ。
一つ一つのパーツは可愛らしいものなんだけど、それらをググっと集合させると、何故か淫靡に感じられます。


ヌード写真に直接ビーズやスパンコール・ボタンなどが縫い付けられている作品です。
そもそもこの展覧会へ足を運んだのは、これが目的だったの!
voice・skin・heart・hairの4点で構成されていて、それぞれがコンプレックスっていう事みたい。
写真をよ~く見ると、針を通した跡が残っているんです。
キレイなだけじゃなく、痛々しくもあって、これ、超絶に好き。


よく見かけるほど身近に氾濫しているという意味ではなく、自分でもやってみたいと感じるほど身近に…って事ね。
憧れって、大事でしょ(^ω^)


とりとめもない日記になっちゃいましたが、まぁそんなこんなで、『Stitch by Stitch』は大満足でした。
一人でゆっくり見に行って、良かった
9/27までやってるので、時間がある人は是非見に行って下さい。
あ、24日は休館日です。
時間が無い人は、作者さんのお名前でググると画像が見られるはず。





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最終更新日  2009年09月22日 20時29分25秒
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