雲の上はいつも蒼空

雲の上はいつも蒼空

PR

2002.07.07
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
92年7月7日(火)
11:10現在、成田からソウルに向かう機内。
機内食はおそば。空気がものすごく乾燥している。
気温は25.9度で、湿度はどんどん数値が下がって、今26%。
ノートを開いていると、紙の端がめくれ上がってくる。

KIMPO空港での乗り継ぎはきわめてスムーズ。
ゆっくり歩いていって、すぐフランクフルト行きに搭乗。
カメラを大きな荷物に仕舞って預けてしまったのと、
窓際席でなかったのがちょっと残念。韓国を撮ればよかった。

ドイツ語を習ういいチャンスと思ったのだが、ソウル-フランクは通路を隔てた隣になる。
私の隣の女の人は一人で2席を占領している。

大韓航空は、この便でも日本語放送をする。
12:54離陸。1、2分のうちにみるみるソウルが下のほうに遠ざかる。
ちょっとかすんだ晴れ模様。
機内放送では18時ごろの到着するとのこと。早いと助かるな。
高度が上がるほど、空気は乾いてくるみたい。
今、外はずっと青空。
離陸してしばらくは、日本海沿いの海岸線を新潟あたりまで飛ぶ。
ここから直接飛べれば10時間くらいで着くのかな?

2席を占領していた左隣のおネーさんが、着陸の1時間ほど前から窓際の席を譲ってくれる。

ゴールデンウィーク1ヶ月と夏に2ヶ月デュッセルドルフに帰るのだそうだ。

ドイツで一番好きな場所は?と訊くと、
どこもない、ドイツ人はヘンだ、と言う。
日本の方がずっと好きなんだそうな。自分のことを変な外人といっていた。
けっこういいヒトじゃん、行動の割には。


降りる時、ドイツ語のおばあちゃん先生を見失い、会えなくなる。
荷物のところでもしばらく待ったが会えず、残念だがあきらめて出る。


入国審査、荷物受け取り、カンタンで実にスムーズ。
(2年前のイギリス入国の時は長蛇の列で、帰りのチケットを持っていない人は、
ものすごく時間がかかったりして、大変だったのだが)
18:53発のHbf(フランクフルト中央駅)行きに乗ることができる。

まだ明るいので、気分的にも余裕で、テレフォンカードを買ってから、
前回泊まった駅近くの安宿Goldener starnへ行くと、
Besezt(空き部屋なし)の札が。
まさかと思ったのだが...。しばし呆然としてから、駅のインフォメーションへ。
ホテルリストを貰うが、一泊当たりの値段が出ていない。この時点で19:40。
いすに座っている日本人の男の子に訊くと、やはり探している最中だという。
一緒に紹介してもらい、予約料を折半してもらうことに。
チーペスト!との、Hotel Glockshuberに、シングルを2部屋とって貰う。
(それでも、65DM=約5395円←メッセ期間は85DM)

着いてみると、けっこうきれいなホテル。
それぞれの部屋に荷物を置いて、2人で駅まで食事をしに行く。
彼は、人文系が専門だったのだが、
方向転換して家具を作る仕事をしているそうだ。
休職して、勉強のために4月半ばから北欧を回ってきたところで、
北極圏にも行ってきたとのこと。
Hotelの食堂で11時ごろまで話す。
祈ってから電気を消すと、墜落睡眠だった。

さて、7月8日にこれを書いています。昨日7月7日が、私の5ヶ月一人旅の開始の日だったもので、
思いつきでいきなり長大な企画を始めてしまいました。
これは、12月1日まで続く連載です。
旅行に行ったりして書けない日もあるのに、途中どうするんでしょうね?
これまで書きかけの”家族でイタリア!”の続きとか...。
でも、まあ、詳しいメモのない日もあるので、途中折衷しつつ書いていこうと思っています。
一番残しておきたいのがこの旅行の記録なので、私も楽しみです。

どうなるか分からない企画ですが、よろしければお付き合い下さいませ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2002.07.11 16:47:28
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: