ピアニスト 丹生谷秋子のブログ

ピアニスト 丹生谷秋子のブログ

October 23, 2006
XML
テーマ: 癌(3526)
カテゴリ: 健康

帰ってくるまでの18日間、気が気ではなかった。
しかし時折かかってくる電話、 更新されたブログ、 彼女の友人のメールなどで、無事を確認しつつ
私は「帰国後二人で住む新しい住宅」を毎日掃除していた。
そしていよいよ昨日。彼女は帰ってきた。
空港で待つれいかは心なしかまたやせたように思えたし、
青白さがよりいっそう痛々しく思え、

母と思わず駆け寄って「お帰り!」と、声をかけた。

そのとたん、彼女のマシンガントークが始まった。
空港から家に着くまでの車中、彼女は喋り続ける。
時差ぼけでハイテンションなんだろうか。薬のせいか。

いや、日常でもいつも話してるか、電話してるか、常に何か動いている。
黙っているときは具合が相当悪いときだ。私は車中 もくもくと運転し、
母はいっしょになってにぎやかにおしゃべりが続く。

帰宅後ぐったり横になるかと思いきや、パソコンを移動させたり、電気を付け替えたり、
彼女は休まない。
買い物に行き収納家具を買うというので連れて行った。
そこで彼女はわたしにテレビラックと、キッチングッズを買ってくれた。
テレビラックは食器棚や壁掛け時計とおそろいのチョコレートカラーでとても気に入った。

買い物から帰ると、ラックを組み立てたり収納を押し入れんのなかにいれたりと、
なかなか休もうとしないれいか。

なにもしないでぼーっとすることが本当にできない人だなあ。

いや、その静寂が彼女を不安にさせるのかもしれない。

でも、本当に無事に帰ってきてよかった。
彼女を支える多くの友人たちに心から感謝している。

今回彼女は「ロンドンにはいつ帰れるかわからない」という
思いで荷物整理をしにいったのである。もう少しでビザもとれるところに、
病魔に襲われさぞかし無念だったと思う。

しかし彼女は現実をしっかり見つめ、「余命2ヶ月といわれて半年が過ぎた。
まだこうやって、生きている。私は、必ず奇跡をおこしてみせる。」と、がんばっている。

今日からは私が、食事や精神面で彼女をサポートしていく生活が始まるのだ。
彼女もまた、私の仕事に対して非常に協力的で、サポートしてくれている。

これからの生活の希望と決心を胸に姉apianは れいかよりも母よりも先に床に就いた。
(朝型なため)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 24, 2006 04:36:37 AM
コメント(6) | コメントを書く
[健康] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: