ピアニスト 丹生谷秋子のブログ

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April 9, 2007
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テーマ: 癌(3527)
カテゴリ: 音楽

外出許可証を取って病院から駆けつけるということ。
私は、朝4時半に目が覚めたのでブローをしてカーラーをまきさらにアップする余裕
を持つことができ、メーク、ブログ、教室のフライヤー30枚まで作り、たけのこご飯まで作った。その後教室に行ってコードチェックをしている間メンバーのひとりが来校。
現場には、集合の30分前に着いたので非常に気分が良かった。
そういう特は必ず、良い演奏ができる。

その後もう一人のSさんも10分前には到着。
リハは順調に進行。mikami aki&noda.jpg

あとは れいかの到着を待つばかり。

やがて彼女は到着。
彼女は発声練習をしてから歌いたかったようだが

お客さんがもう入っている時間だったため
発声を省略して音あわせすると声がつぶれてしまった。


「やばい、歌えない。」
といって負けず嫌いな彼女は竹林に向かい一人で30分ほど発声を続けた。


お客様は続々と来場。

ネット仲間、教室の講師や生徒。妹の友人。ギャラリーの常連客。ご近所の方々。


私の用意していた教室のリーフレットとフライヤーは あっという間になくなった。

子供も入れて60名は いただろうか。


ライブはスタートした。ピアのソロ、ピアノとベース、テナートリオと続き
妹の登場。自分の病気の説明をし2曲歌う。

発声のかいあり伸びやかな歌声だ。私は安堵した。

間に20分ほど休憩を入れた。ベースのSさんが「今日の演奏は楽しい」と、つぶやき、私たちはうなずいた。
mikami noda&suzuki.jpg

2ステージ目。

インストを数曲。風に桜の花びらが舞い、とても美しい。
前のライブよりも、リハよりもそのひと時は、伸びやかで楽しかった。

妹が2曲歌う。体に器具装着の手術あとがあるので痛いのかもしれないが、
それは感じさせず、良い調子。
最後の曲のあと、アンコール。
インストで「ウォーターメロンマン」を演奏した後、姉妹デュオで
もとはレゲエをバラードにアレンジし、教室の発表会でも披露した
「タンブルダウン」を熱唱。
mikami kaijyou.jpg
妹は「病院に戻ったらステージに立つことができないかもしれない....でも、きっとまた歌いたい。生きていたい!」
と、いったいろいろな思いが 駆け巡ったのか、
最後の、エンディングで、涙があふれ、歌えなくなってしまった。mikami namida.jpg
多くのお客さんが泣いていた。mikami.yuko.jpg

私も、弾きながらなぜ、自分がなぜ、リード楽器ではなくピアノに執着していたのか。
バンド活動をやめてもやめても強い縁があり今まで続けてきたのか。
それは、今、ステージ4の癌の妹の生きる希望を見出すための、彼女の歌の伴奏するために神様が与えてくださったものかもしれない。
と、そのとき自分が「人生の大半を費やして音楽を続けている本当の意味」を強くかんじた。

多くの拍手。花束。私たちは皆に見守られて 無事ライブを終了することができた。

ギャラリーみかみの皆様、お客様、メンバーのNさん Sさん。レンタカーでれいかをつれてきてくれた末の妹のE子。

本当にありがとう。

An.Music





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Last updated  April 9, 2007 08:36:52 AM
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