July 31, 2008
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窓から、夕陽が差してた。

薄いレースのカーテンから差した夕陽の中で、

私…ドキドキしながら、浴衣に着替えてた。



あなたが、私の手料理食べたい…そう言ってくれた。

すっごく嬉しくて…きんぴらごぼうと、おひたし、鶏肉の炒めもの、

だし巻きたまご、焼きナスのお味噌汁を作ったの。




前の日買った髪飾りをして、外へ出たの。



『♪私を見つけ 愛してくれてありがとう…♪』

着うたが鳴った。

あなたからのメール。


『○○に着きました。』


迎えに行くから、待っていてね?

そそそっと、おしとやかにね、家を出たの。



『どっか行くの?』


もうっ。

第一声がそれなんて、せつなくなっちゃう。

鈍感。ばか。





ちっちゃな近所のケーキ屋さんで、プリンとゼリーを買うの。

子供みたいなあなた。

ハンバーグと、オムシチューと、プリンが大好き。

でね、私は、そんなあなたが大好き。


だぁいすき………




ケーキ屋さんのおばちゃんが褒めてくれて、ちょっとごきげん。

並んで歩く。

私…あなたの横顔に、ドキドキしてる………

どうしよ………

他の人じゃ、こんなにドキドキしないのに………

ねぇ、まだ、土曜日の夜のドキドキ、覚めないの………

あなたが…私を変えてく。

少しずつ…あなたの色に染まってく。

すごく…心地いい…………



着いてすぐ、冷たいお茶を出した。

…おつかれさま*

ごはんを用意して、ふたりの食卓。


あぁ………毎日こうならいいな………

そしたらきっと、毎日楽しいんじゃないかなぁって思うの!

朝も…昼も…夜も…深夜も…明け方も。

いつまでも、一緒に過ごしたい………


好き…………

こんなに好きになったときは、どうしたらいいの?

前にフラレたときみたいに、冷静でなんていられない。




『みないさん。』

『みないさん……』


いつも、優しかった。

気がつくと、そっといてくれた。

そっと助けてくれた。

なぜか、気になって仕方ないの…


仲良くしてほしいな…


会社に来た人に、そんな風に思うの、初めてだった。

笑った顔、めちゃくちゃ可愛くて、

のんびりした話し方に、私の心が撃ち抜かれた。


初めて好きだってはっきり意識したのは…前の彼と別れたとき。

なんで悲しくないんだろ………


そしたら急に、あなたの顔が浮かんだ。



『!』



どうして!?


どうしようもないくらい、うろたえた。


『みないさん』


………………。


別れても出なかった涙が、

あなたがちらついたとたん、ぽろぽろこぼれた。



ねぇ、もう初めて会ってから、明日で半年経つよ。

大好き。

大好き。


何度も『逢わなきゃよかった…?』って、せつなかった。




ううん。




逢えて、よかった…。

たぶん、私、ずっとあなたに逢いたかったの。

そのために、大人になったの……



今ね、そう思ってる……。



ねぇ、

あなたがいて、

私、すごく…しあわせだよ。








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最終更新日  August 3, 2008 02:51:43 PM
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