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2016.02.11
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テーマ: 有毒植物(19)
カテゴリ: 有毒植物
sikimi 季節の花300.jpg

sikimi9 季節の花300.jpg
               出典  季節の花 300



こんにちは

今日は少し暖かいけれど、空気が悪すぎ。。

こちらは花粉が飛び始めたみたいです。
明日はさらに暖かくなるらしいので要注意ですね。

花粉症ではないけど
まぶたが痒くなったり、くしゃみが出ます。。

色んなモノが飛んでるんでしょうね~(泣)


皆さんもお気をつけ下さいね。





シキミ


本州の中部以西の暖地で自生する
シキミ科の 常緑樹
3~5mに成長し葉には 強い芳香 があります。

春に2.5cmほどの 黄白色花 を咲かせ

果実は8個の袋果 が集合しています。
(上記写真参照)

■

有毒部分は
樹皮、葉、果実

特に果実は猛毒です。

毒性成分
アニザチン(神経毒)


■


昔から誤って食されたりすることが多かったので

昭和40年、毒物及び劇物取締法により
劇物 に指定されています。


実の写真でわかるように
スパイスでお馴染みのトウシキミの果実(八角)に
よく似ていますよね。
この、誤認による事故は多いそうです。

信じられないことに昔は
日本産「スターアニス」の名で誤ってスパイスとして
輸出された事実があるとか。
(そのため中毒や死亡事故が起こっています)

英名はジャパニーズ・アニス・ツリー

■

植物的に同属で
スターアニス(八角)とそっくりなことや無知
が引き起こしたとのことですが

スターアニス(八角)、トウシキミの実ですが
これは中国や東南アジア原産で
日本の自生種にはありません。


その近縁の トウシキミ には毒性はありませんが

日本の自生種シキミは

昔から

「毒が有りて悪しき実」

とされていました。


トウシキミはスパイスになりますけど

シキミは平安時代には
死臭を取り除くために焚かれました。

匂い消しに使用されるほど
燃やすと強い芳香を発するようです。

そういう名残からか
今でも葬儀や墓前に供えられたりするようです。


そうそう

近年では 「シイの実」 と間違えて調理したことから
集団中毒を起こしたこともあったそうです。


花も実も可愛らしいですが
外見に惑わされずにスマイル







樒といえば

思い出すのです。

坂東真砂子氏の短編集「葛橋」の中の
「 1本樒 」 というお話を。

主人公の住む裏山に1本だけ樒が植えられているんです。
風がそよぐとふわっと芳香が漂ってくる。

彼女の趣味は
色々な果実酒や薬草酒を作ること。
夫のために
毎年丹念に色々なお酒を作っていました。

ある日、夫婦2人暮らしの家に
実妹が転がり込んできたことから
運命が変ってしまいます。

結局、殺されてしまうのですが
彼女は生前「樒酒」を作っていました。

致死量たっぷりの。

それを飲む夫と妹を
霊魂になった彼女がじーーっと見つめる。。

そんなお話しでした^^;

他にもこの短編集には

コワイお話が収められています。





彼女の作品は独特な雰囲気がウリで
苦手な方も多いと思いますが
面白いので、ほとんどの作品は読んだと思います。
(映画化されたものもありますよね)

ぞわっとしたい方にはおすすめ
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Last updated  2016.02.11 16:13:08
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