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あなたの作曲家: プッチーニ (類似度 94%)
Giacomo Puccini
小伝
:1858年12月22日イタリア中部のトスカーナ公国領ルッカ生まれ、1924年11月29
日ベルギーの首都ブリュッセルで没。プッチーニ家はバッハ家同様、地域の教
会音楽を代々取り仕切ってきた名門だった。5 歳のときに父を失い、早くから
母を始めとする一族の期待を背負いつつ成長した。貧しい家計を支えるため、
14歳からオルガニスト、ピアニスト、歌手として各地の教会や酒場で働いた。
24歳で音楽院を卒業し、3作目のオペラ「マノン・レスコー」の大成功で地位
と作風を確立した。この後発表した「トスカ」「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」
はそのいずれもがオペラ芸術の最高傑作の名にふさわしい作品である。この3
作のうちどれか1つを作曲しただけでもプッチーニの名は西洋音楽史上に名誉
ある位置を占めただろう。
性格は陽気で人当たりがよく、謙虚で親切だった。しかし感受性が鋭すぎて神
経質な面もあり、公の場に出ることを恐れたほか、ささいな批判や天候の変化
で落ち込むこともあった。老いを恐れて若返りの手術を受けようと考えたこと
もある。ファッションのセンスも良く、非常にモテたらしい。実生活において
は多くのものに夢中になり、楽しみを追求した。彼が熱中したものは自動車、
ボート、狩猟、煙草、そして女性である。どれも尋常な凝りようではなかった。
自動車ではスピードの出しすぎで崖から落ちて死にかけたし、狩猟では家の近
くに鳥がいなくなってしまったほか、「禁猟期違反・領地侵害・火器携行書不
所持」で現行犯逮捕されたこともある。また、煙草の吸いすぎは喉頭ガンの原
因となり、最後のオペラである「トゥーランドット」は未完に終った。
残りの部分は弟子のアルファーノによって補筆され、1926年4月25日にアルトゥー
ロ・トスカニーニの指揮によりスカラ座で初演が行なわれた。絶筆となった箇
所の演奏が終わったとき、トスカニーニはプッチーニがここまで作曲して死去
したことを聴衆に告げ、初日の公演を終了させたという。
プッチーニなあなたのための人生指南:
あなたは人生の上手な楽しみ方を知っている人です。社交的なので人脈も広く、淋しい思いをするようなことはほとんどないでしょう。興味の対象も多様でなおかつ凝り性なので、ものによっては玄人並みの知識・技量に達して人を驚かせることもあるでしょう。反面、いわゆる器用貧乏となる傾向があるので、本業が疎かにならないよう気をつけましょう。趣味は人生を楽しむ上で確かに重要ですが、そのためにはまず本業を地道にこなすことが先決です。趣味に溺れて生活が立ち行かなくなってしまったら、あなたが求める楽しい人生は根底から崩れてしまいますから。
調性: 変ホ短調
作品: 「歌に生き、恋に生き」(「トスカ」)、「泣くなリュー」(「トゥーランドット」)
相性の良い作曲家: BACH
相性の悪い作曲家: WAGNER
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