小村和也の建築家日記

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2004/03/08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日の日記で書いたことだが、選択か?創造か?がえらく気になってしまった。

視点を変えてみると、社会全体がいつのまにか選択性になって
しまっているのではないか。そう思えてならない。

右か左か? 上か下か? AタイプかBタイプか? 

選択には創造より「想像」が必要だ。
選択は枠の中で判断する作業だ。
しかし果たして枠の中にあるものだけで選べるものか?

このままだと指示待ち人間・レディーメードな人間だらけになって
しまうのではないか。(私の勝手な危惧)


起業家スクールは、職業そのものを創造するよい機会だ。
私の行っている住まい塾も、住まいを自ら創造していける資質を
身に付けてもらう場だ。

新しい何かを生み出す。これは今も昔も変わらず難しいことではある。
しかし、それにしても現代はものが多すぎ、豊か過ぎるために、ほどよい
欲求不満がない。すぐ何かで満たされてしまう。
こんな中で育つ子供たちの創造力はいかなるものか。

余計なお世話ではあるが、しかし、少なくとも私は自分の子供たち
には絶えず創造の芽が育つように接してきたつもりだ。

あまり物を与えなかった代わりに、キャンプにはよく行った。
アウトドアなどと格好いいものではない。サバイバルのような

その他日常生活においても細かく気を配った。
しかし、しっかり抱きしめたり、べたべたしたりとスキンシップ
を行うことにも気をつけた。
このようなことからか、独立心が旺盛になったお陰で、この度中学
を卒業する3番目の子は将来の夢・目標が明確になり、遠くに学びの

一番のアマえっ子が独立心が旺盛であることに、親としてはうれしい
かぎりだ。

創造とは自立だ。自分だけの世界を組み立てていける人間になることだ。

これからの時代は、過去の前例など通じない。

私は親として、子供に創造力という財産を与えたいと思って育てて
きたが、ことによればうまくいったのかもしれない。

概念として、選択力ではなく創造力が大切であることを確信してきた。





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Last updated  2004/03/08 12:22:13 PM
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Re:建築家日記(46)  選択か創造か Vor.2 自立への道(03/08)  
FLUR  さん
はじめまして。

やってきました。

創造と選択。。
たしかに創造の重要性は理解できます。
しかし、この二項対立的構図ですべてを
解釈するのには若干抵抗があります。

ぼくも建築家(建築屋?)のはしくれですが
バブルのころ、当時の若手の建築家によって
創造という名のもとに建てられた
今となってはバブリーという形容詞が当て
はまるアクロバティックな建築に心を痛めた
記憶があります。
創造は、時として古きものを破壊する力を
秘めています。
かといって選択だけだと退廃していく危険
をはらんでいます。
年を取るつれ、より繊細に『創造』という
ものに接してしていきたいと思っている
今日この頃です。
生意気なことを言って申し訳ございませんでした。
m(__)m (2004/03/08 12:52:48 PM)

Re:建築家日記(46)  選択か創造か Vor.2 自立への道(03/08)  
コムース  さん
FLURさん 書き込みありがとうございます。

おっしゃっている意味がよく理解できます。

当時の建築は選択・創造以前に、前衛絵画のキャンバス
と化していましたね。
文面を読ませていただき、基本的に私と同じ考えをして
おられるのではないかと感じました。

本論についてですが、確かに二項対立的構図になってい
ますが、私が申し上げたいことは概念的な意味で引き合いに
だし、対峙させる形で真意を伝えたいと思い書かせていた
だきました。

もちろん、実際の営みの中で、選択も、創造も、想像も
大切なことで、日常的に行われていかなければならない
ことは当然のことです。

時代の変化についてよく言われているのが、「20世紀
のフレームと21世紀のフレームは違う」ということですね。
決して表面的な意味ではなく、これには20世紀に犯した
罪への反省が込められていると感じています。
バブルの時代でも顕著なように、物事を深く考えなくなった
のではないか、いつのまにか豊かさゆえに退化してきて
いるものがあるのではないか。それが、創造力という
ものではないか。そう思うのです。
またまた対峙させますが、選択とは依存、創造とは自立。
決して選択が全面的に悪いわけではありません。
しかし基本的に自立が大切ではないでしょうか。

創造を迷建築とダブって考えていただくことは、私の本
意ではありません。 (2004/03/08 01:38:06 PM)

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