小村和也の建築家日記

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 授業中も空想の世界をさまよい先生の話など聞いたものではなかったな。
小学校は、街中でも結構眺めがよい場所にあったせいもあり空想す
る空間としてはとてもよい場所であった。
特にすきだったのは、きびしい冬が過ぎ、ここちよい春風が窓から注ぎ
こまれたとき、遠くの山に見える桜のピンク色とあいまって、私の
こころは幸せの極地にあったものだった。

当時の私は、「大人にはなりたくない!いつまでもここままでいたい!」
と思っていたものだったが、一挙に現在にいたって自分自身を見つめたときに

それがよいことかどうかは分からないが、まったくゼロから創造し
ていかなければならないという建築家という職業柄からすれば、こ
の性格にはいたって重宝している。

私の周りにいる多くの尊敬すべき仲間達も結構いい歳こいている人が
多いが、純粋な人間が多い。いや、ほとんどそうだな。

起業をめざす連中も純粋そのものだ。

「大人になったら現実主義になる」とは誰が言ったのだろう。
いい加減なことを言ってもらってはこまる。

現実の社会を現実に生きていくには、生きる目的というか、その先にある
純粋なるものを深くかみ締めていかなければ、幸せな生活やビジネスに
おける成功などというものはありえない。


「月夜の夜ばかりとは限らない」とか、強迫観念を植え付ける人も結構
いたが、そんな心根こそが墓穴を掘ることになることがこの歳にな
るとはっきり分かってくるものだ。

お人よしは、相変わらずどの時代でも生きてはいけないが、純粋(夢)を見つめ、
そこへ向かっていくことこそ逞しい生き方であり、それこそが本物しか生


つまり、21世紀は、純粋に生きる者しか生きられない時代なのだ。

大人だって純粋に生きている。・・・いや、純粋に生きなければ
いけないのだ。

純粋に生きること、純粋を追い求めること、純粋を貫くことができ
るのは、逞しい者しかできないことだ。






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Last updated  2005/01/16 07:06:24 PM コメントを書く


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