小村和也の建築家日記

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住宅建築の玉手箱 第三章 職人文化 現代の名工  特別公開


日本の品格のもとは職人文化

マーケティングアドバイザーのハマムラさんの 勧めもあり、
藤原正彦著「日本の品格」を手に入れた。まだ読み始めたばかりなのだが、
私の考える日本の品格の礎(いしずえ)となるものはやはり職人文化だと思う。
次回のメルブック「住宅建築の玉手箱」ではこのことを取り上げる予定だ。

終戦後、連合軍の総司令官だったマッカ-サーは「日本は、当たり前の営み
の中に、世界の中でたぐい稀な文化を持った民族!」とアメリカ政府下院で
演説した話は有名だが、現代の日本の状況をマッカーサーが見たらどう思う
だろう。


社会の流行り廃りに遅れまいと目と耳を大きく見開いている様は見ていられ
ない。遅れた人間にならないようにとの必死の様が見える。
いじめっ子はすなわちいじめられっ子の要素をもっていると言われているが、
社会に遅れていじめられないために人をいじめる子供のように、現代の大人
たちも右往左往している。

慌てずしっかり足を大地につけることだ。自分を取り巻く空気を感じ取ること
はもちろん大事なことだ。しかし、その前に自分が立っている地球と言う大地
を感じ取ることが大切だろう。地球はぜ~んぜんびくともしていない。
なるほど空気は早く吹いたりゆっくり吹いたりしているだろう。少々時代に遅
れたっていずれ追いつけばすむことだ。

私の娘は大の読書好きで、小さいときからテレビより物語の世界が好きだ

ついていけず大いに悩んだものだった。がんばってテレビを見るもののガマン
しきれず再び本の世界へ戻っていった。大人の年齢に近づいていくなかで、
娘は確固とした自分を築きはじめている。外国へホームステーしたときに、
外国では自分のような人間が普通であることを知ったいう。

はやり廃りについていけなくて悩むより、もう少し長いレンジで自分を見つめ


私の娘は品格があると思う。気取っているというのではなく、おしゃべりだろ
うと物静かであろうと、確固としたアイデンティティを持つことが、品格のある
人間と言われることだろう。

職人文化は、究極は哲学の世界へ行く。社会が、町の職人を見てどう感じている
かはしらないが、私は哲学者と相対していると思っている。







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Last updated  2006/03/31 04:54:51 PM
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