2004年01月30日
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ここ数日、桜木町周辺の人出はすごい。
アートセンターの目の前に位置する、ホームの先頭部分など、警備員が出たり、きょうは、ロープを貼って、一番前には出れないようにしたりしなくてはならないくらい人でいっぱい。
アートセンターの前の道にも、カメラやビデオを持った人たちが、たくさん、立っている。

きょうのアトリエは、中学生の男の子ひとり。
そして、6時からは、たぶん、関西地区では、「わたぼうしコンサート」有名な福祉施設「たんぽぽの家」の職員が遊びに来てくれた。
きょうまで、大船の施設で研修をしていて、横浜最後の日に、立ち寄ってくれたのだ。

「きょうは、鉄道マニアでなくても、横浜にとって、歴史的な日なんですよ。70年以上の歴史のある駅が、なくなってしまうのです。」
というと、そのまだ、20代らしき若い男性は、
「あ、ぼく、鉄道マニアなんです。ここ、最高のロケーションですねえ。僕がここに通うなら、絶対、時刻表持参しますよ。踊子がいつ通るかとか、そういうのチェックしたいんです」


たんぽぽの家は、わたぼうしコンサートなる障がい者の詩にプロの音楽家の曲(主にフォークソングかな)をのせるというやり方で、毎年音楽祭を開催し、70年代には、よくテレビ放映などもされていたので、わたしも見たことがあるくらいポピュラーで、その「コンサート」のボランティアとして、職員になった人が多いせいか、職員がとってもユニークでおもしろい施設。
理事長のハリマさんは、エイブルアートムーブメントをとなえた張本人で、元ジャーナリストというだけあって、かなりのやり手。
誰もが、ハリマさんは、苦手だが、たんぽぽは、おもしろいと思っている、、、んじゃないかな。
そのハリマさんが、忙しくてあまり、たんぽぽに顔を出さないお陰か、施設は、若いスタッフたちで、伸び伸びと運営されている気がする。

そんな彼も、「偶然高校生のときにコンサートに行って、障がい者うんぬんなんてわからないけど、その雰囲気が楽しくて、そのままバイトをして、結局、そのまま大学にも行かず、たんぽぽに就職。職場結婚をして、すべて、たんぽぽ内で収まっていて、たんぽぽの仕事は楽しいので、人生うまいこといってます」みたいな話をしていた。

わたしも、一度、招待されて、泊まってワークショップ開いたけど、なんだか、すごく良い感じでした。
たんぽぽの家は、この春、日本の福祉施設としては、はじめて、本格的な、アートセンターを立ち上げます。
ただし、場所は、奈良の片田舎。
たぬきの親子が住んでいるような場所なので、今日来た職員さんも、「横浜は人が多くて、気分が悪くなりました」といっていたくらい。
本格的な資料室もつくるようですが、たぬきの親子が使うくらいなのかしら、、、、?

彼は、今晩の夜行バスで、奈良に帰るということで、「しばらく時間があるので、夕飯でもてきとうに食べていきます」、、といっているので、野毛を紹介してあげた。


そして、わたしたちは、明日のパーティーの準備。
11時頃に、「最後にもう一度、東横線に乗りたい!」といって、スタッフといっしょに、菊名まで往復した。
桜木町に帰ると、ホームは、すごい人の波。
どうやら、渋谷行きの最終電車の時間が近いらしい。

駅の外には、元住吉行きの終電に乗りたい人の行列。


アートセンターのベランダにビデオを設置して、終電を待つ。

終電のひとつ前の電車は、ほとんど10人くらいしか乗らず、がらがら状態で発車。
次の終電が来ると、人で満杯になった。
発車ベルが鳴って、発車しはじめると、ぱちぱちと拍手が響いた。
思わず、えんえん泣いてしまった。

いったい、明日から、どうなってしまうんだろう。
とてつもなく、不安になった、、、。

終電車が、発車しても、まだ、人の波はおさまらない。
桜木町着の電車がまだ、来るみたいだ。
結局、深夜1時過ぎ、最後の列車が、これまた満杯に近い状態で、到着。

終電車の中の人たちは、なぜか、窓の外に手をふっている。
さっき、電車に乗ったとき、この辺のビルを見たが、あまり残っているところはなかったはず。
思わず、なんだか、わからないけど、わたしも手を振ってみた。
全然知らない人たちに、手を振っていると、なんだか、楽しくなってきて、げらげらと笑っていた。

すごい人の波だけあって、ホームの人がおりるのに、かなりの時間がたっていた。
最後の最後に、東急の職員たちが、それぞれ自分のカメラで、駅の写真をとっていたのが、印象的だった。
駅からは、まだ、「みなさま、ありがとうございました。おかげさまで、これを持ちまして、桜木町駅は廃止となります。」という駅員の声がスピーカーから響いている。

終わってしまった、、、、。
この気持ちを誰かにメールでもしてみよう、、、と思って携帯を持った瞬間、ベルが鳴った。
なんと、岸井さんだった。
赤レンガで、ワークショップを受けていて、その帰りに、偶然桜木町駅の終わりに立ち会い、ふとオーバのことを思い出して、今から行きたいといってくれた。

シャッターの閉まる直前の桜木町駅を見ていた岸井さんは、「駅員が、客ひとりひとりに、お礼をしていたのが、印象的でした」と語ってくれた。

あっけなく、72年の歴史にピリオド。
本当にこれでよかったのか、、、横浜市、、、。

せめて、この歴史を活かした遊歩道にしてほしいものです。





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最終更新日  2004年01月31日 20時15分07秒
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Re:東横線桜木町駅さようなら(1/30)  
perman6293  さん
はじめまして、そしておはようございます。<br><br>関係者の一人として、長い間桜木町駅を親しんで頂いてありがとうございます。<br><br>大きなトラブルもなく、切り替え工事も無事進んだようです。<br><br>10数年前現場勤務だったころは、夜間桜木町構内で仕事をしていました。<br><br>昨日は宿泊勤務だったので現場へは行けませんでしたが、管理所でもあるこちらには工事の情報は入ってきています。<br><br>1月27日の日記にMM線の事を書きましたが、間違いが一つ、山下公園は中華街駅が一番近いようですね。<br><br>ではまた失礼します。 (2004年01月31日 06時22分46秒)

Re:東横線桜木町駅さようなら(1/30)  
aki_67  さん
さみしいですね。本当にこれでよかったんでしょうか?<br>12月に高島町駅で途中下車(最初で最後の)してみました。子どもたちに「この駅、なくなっちゃうんだよ」と説明しましたがわかったかな?憶えているかな?散歩道になったら行ってみたいと思います。 (2004年01月31日 11時12分42秒)

Re:Re:東横線桜木町駅さようなら(1/30)  
ヅ:OVA  さん
aki_67さん<br>>さみしいですね。本当にこれでよかったんでしょうか?<br>-----<br>文化の街横浜なんていってるけど、なんか底が浅い気がしてしまうんですよね。<br>お金を呼び込むために、高島や桜木町の住民の生活の基盤を簡単になくされたみたいな感じで、どうも納得いきません。<br>東急的には、「両方走らせてもいいよ」っていう回答だったらしいので、問題は、横浜市みたいですよね。<br>なんか、誰が、どこに、金をあげただの、どうのって、いろいろごちゃごちゃしていて、訳わかりません。<br>きょうの桜木町、やっぱり、暗くなると、もう深夜みたいに真っ暗でした。<br>淋しすぎる、、、。<br><br> (2004年01月31日 20時10分14秒)

Re:Re:東横線桜木町駅さようなら(1/30)  
ヅ:OVA  さん
perman6293さん<br>>関係者の一人として、長い間桜木町駅を親しんで頂いてありがとうございます。<br>大きなトラブルもなく、切り替え工事も無事進んだようです。<br>10数年前現場勤務だったころは、夜間桜木町構内で仕事をしていました。<br><br>昨日は宿泊勤務だったので現場へは行けませんでしたが、管理所でもあるこちらには工事の情報は入ってきています。<br>-----<br>いろいろお疲れさまでした。<br>昨夜、反町、白楽周辺沿いの工事現場では、たくさんの作業の方々が整列していました。<br>明日は、とうとう、新しい地下鉄が開通しますね。<br>そのうち、ぜひ、利用してみたいと思っています。<br><br>でも、今は、まだ、どうにも、淋しくて、、、、なんだか、気持ちが落ち込みぎみです。 (2004年01月31日 20時15分07秒)

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