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そらまめ48 @ Re:高橋幹さんの新作(07/28) 深夜にこんばんわ。角田奈穂です。 少し寝…

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2023/01/28
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カテゴリ: 美術 絵画 教室




この作品も、今はもう既に変化し、見られない状態になっています。新しいイメージに変化した作品を見せるべきでしょうが、私が写真を撮り忘れていたことと、この状態であっても高橋さんが求め続けている「美」はかなり表現されていると思い、ここにアップしました。

先週、高橋さんと制作の過程について、また追求しているところは一体何なのか,かなり詳しくディスカッションしました。
美学的なこと、哲学的な視点から言うと、日本という国における伝統的な美に対する意識は高橋さん曰く
「幽玄」或いは「うつろい」ということに繋がるのではと言うことでした。そのことを現代における抽象絵画で、どのように表現しうるかという難題に立ち向かっているようです。
別の言葉で言うと曖昧模糊とか焦点がないとか確立されないイメージの中に美しさをどのように表現できるのかということでしょう。

この絵画においてもはっきり焦点の絞られたイメージは見られません。全てがなんとなくふわふわとした浮かんでいるようなイメージが目の前に広がります。ではそこに「美」を感じるかと高橋さん自身は自問自答しているようです。そしてまだ「美」に繋がるような感じではないといって更なる表現の変化を求めているわけです。

人が「美」を感じる時と言うのは永遠の美とか形而上学的な見方につながりますが、高橋さんにとっての「美」とは形而上学的と言うより、もっと現代的な現象学的或いは実存的な捉え方なのではと思います。そこに日本的な幽玄というのがつながったのだと思います。
少し難しくなりましたが、もっと分かり易く簡単に説明すると、



高橋さんはその一瞬を追い求めているのかもしれません。そして高橋さん自身も時間の中に生きているわけですから、これは美しいと感じても次に見ると何でもないとなってしまうのかもしれません。

では作品としてどのように残せば良いのでしょうか?
うつろい、幽玄的な焦点のないイメージを作り続けて、その制作過程で美しさを感じたときに、作品は完成するというふうに自分自身の意識を変えていくのが大きな方法と私は考えています。

見る側の立場とすれば、高橋さんのこの絵画から曖昧、うつろい、幽玄は既に強く感じられ、その表現に対して、私は ”ある時間” に、素晴らしく感銘し 「美」を感じる事実 が存在します。
秀作ですね!





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Last updated  2023/01/28 10:20:52 AM
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