SAROMAN BLUE 鈴木健司

SAROMAN BLUE 鈴木健司

07チャレンジ富士五湖~エピローグ~

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3分前のゴールとなったが、まだまだゴールを目指して帰ってくるランナーがいる。ドミンゴさんは先行していたが、トラックを2周してしまったようで自分よりも後ろで帰って来た。


制限時間のカウントダウンが始まる30秒前くらいに、ほっすぃ~がラスト1周に入った!残念、ゴールが目の前なのに悔しいだろう。


制限時間12秒前には山中湖で並走したお客さんランナーがなんとか駆け込んできた!皆さん素晴らしい走りでした。制限時間には間に合わなかったけど、ゴールまで辿り着いたほっすぃ~!また頑張ろうね。


いつものようにたくさんの笑顔が見える!一緒に途中並走したランナー。ウルトラでご一緒するお客さん。そしてHANAとピヨちゃんにお義父さんお義母さん。途中並走した隼人さんも最後の登り坂を応援部隊に励まされ、走って登り切ったと言う。すごい精神力だ!すべてのランナーをゴールまで引っ張れなかったが、チャレンジしたランナー全員が頑張った大会となった。

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雄大な富士山に見守られ、1日を楽しんで走ることができた。やはり応援の力は大きく、1人で走っているのではないと、つぐづく感じた。


後日の筋肉痛はと言うと、帰り道にも『SKINS』を履いていた効果だろう、3日間で筋肉痛もなくなり、終わった直後や車を降りてからも、筋肉が固まることがなかった。100キロよりもダメージが少なく感じているのは、練習量アップは一番だったことは間違いない!



参加された皆さん、お疲れさまでした!アート鈴木はたくさんのランナーに声を掛けて頂き、今回も楽しく走ることができました!これを読んで風景を思い出したり、きつかったなぁと振り返ったり、メダルを見てにやけてみたりしてください!

また来年も富士五湖で!いや今年の6月サロマ湖で!さらに9月末の甲州街道で、ご一緒しましょう!よろしくお願いします。



チャレンジ富士五湖を振り返って


今回初の100キロオーバーのチャレンジだった。ゴールしてつくづく117キロだったら完走は難しいと思った。もちろん設定ペースも違うが、皆さんの入りの速さが違う。


制限時間3分前。まさに予定通りの完走!ゴールを迎えてくれたお客さんの中には、『鈴木さんにしては早いんじゃないの~?』と言ってくれる方もいた。


今回のポイントはまさにペース配分だった。

富士五湖ラップ表

前半キロ6分30秒ペースで、トイレ・補給を含めて5キロ35分。50キロで5時間50分。50キロから80キロはキロ7分ペースで5キロ40分。80キロで10時間。この10時間で80キロはサロマ湖の関門時間だ。富士五湖の方がコース的には厳しいので、ここをクリアすることでサロマ湖への自信に繋がった。100キロまでの20キロも8分でカバーすることが最大のポイント。12時間40分。これをクリアして初めて完走が見えてくると思った。


ペース維持の為に、いつもよりも写真は少なく、お客さんとのお話も走りながらにする。これも徹底できた。(他の方からもたくさん写真を頂けた)トイレ休憩が少なかったことも、ペースを乱さなかった理由の一つだ。

富士五湖コース


補給に関してはいつも通りに5キロはパス。10キロも水だけ。山中湖に到着してから、バナナなどを摂り始めた。途中はしお飴・のど飴を利用して唾液を出した。しお飴やのど飴は唾液を出して、のどの渇きを潤す為に常に舐めていた。もちろんエネルギーとしても活用できる。



携帯の持ち物はスペシャルドリンクキッド(シェイカー・グリコーゲンリキッド・プロテインスティック)にしお飴・のど飴・パワージェル・オキシショットだった。昨年のサロマ湖での効果を実感していたので、前半から水と一緒に摂っていったので足が重くなる感じは後半に入るまで(100キロ以降)、ほとんど感じなかった。乳酸分解の為にたくさんの酸素が使われたからであろう。

(プロテインは他店リンク:店頭販売あり)

スペシャルドリンクに関しては、今回補給は2回だけだった。後半はやはり時間との兼ね合いもあり、68キロの本栖湖が最後となったが、しっかりと効果を発揮した。


今回はすべて甲州街道のため。短い100キロならば決めたペースで走る力がないと、超ウルトラではうまくいかないと思った。甲州街道は75キロを11時間。75キロからの100キロ区間を15時間半と考えている。その為には今回やサロマ湖を含めて、12時間台でしっかり走ることが重要だった。100キロ12時間39分の走りは途中カラダに無理も掛けたが、本番はもっとゆっくりだ。カラダの対応はしっかりできるだろう。


3月の24時間走の経験、今回の富士五湖の完走はかなりの自信になった。これからは、暑さ対策をメインに距離を稼いでいきたい。


2人目の子供が生まれたらそんな時間もなくなり、バタバタとした生活になりそうなので、HANAが里帰り中はしっかりやらなくては!と言う気持ち。


次のサロマ湖に対しても決して楽なコースではない。サロマ湖にはサロマ湖の厳しさがあるので気を引き締めてやっていこうと思う。


なにはともあれチャレンジ富士五湖112キロ完走!やったぞ~!


~完~

07チャレンジ富士五湖112キロ~プロローグ~
07チャレンジ富士五湖112キロ~完走記~


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