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2006.12.21
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カテゴリ: 泥酔回顧録
回顧録 その四 ~コロ~


ギルドに入ったアルスラーン。
当時、ギルドチャットなどあろうはずも無く、Gvもさして興味が無かったため、
メンバー表に連なる面々は前述の4人以外知らない人ばかり。
相変わらず、クエストをやったり狩りPTに入ったりと、気ままに過ごしていた。

MMOなんだから、情報等もゲーム内で見聞きするのが醍醐味だろうと、
攻略サイトなどは見向きもしなかった。

ところが、あるクエで躓く。
補給品クエである。
ダイアーウルフの出現場所がどうしてもわからない。


仕方なく、攻略サイトを探し出し、しばし読み耽る。
剣士の育成方法なども、さまざま論議されていた。

(デュエリング?取ってないな・・・)
(へぇ、グレートガッツってこんな良いスキルだったのか)
(ダンシングブロッカーって、ブロックの中断無くなるんだ!)

ワンクリ垂直インフィニ剣士アルスラーン。
パッシブスキルは、防御向上とスパイクシールディングであった。

(タゲ取り?タゲってなんだ?)
(タゲタゲタゲ・・・ターゲット?)
(なるほど!盾を生かして、敵の攻撃を引き受けるってことか!)

この日から、お察し剣士アルスラーンはタゲ取り剣士を目指すこととなる。


目標は、廃鉱B9・コロッサスである。
アルパスでPTに参加したりもしたが、主に鉄鉱山や砂漠で蜘蛛を黙々と狩った。
ちなみにアルパスB3は、独特の雰囲気に馴染めずほとんど行かずじまい。
今さらながら、剣士としてアルパスB3を素通りしたのは、惜しいことをしたと思う。


いつのことだったろうか、ある日突然RSがおかしくなる。

御多分にもれずアルスラーンも被害を被るが、復旧した画面に信じられないテロップが流れる。





この頃になると、周りも課金している人が多くなっていた。
未だ無課金だったアルスラーンにとって、千載一遇のチャンスが訪れたのだ。

待ちに待った2倍期間初日。
勇んで廃鉱B9へ向かう。
無論コロタクシーなど無いので、走ってだ。

テイマー実装以前のことゆえ、タゲ取りは剣士の仕事。
需要も多かった。
交代タゲ取り募集の叫びに、早速飛びつく。
初コロとなったそのPTは、剣士・BIS・Wiz・マシン5という構成。
なぜか見た目がそっくりなアーチャーが、並んで矢を放っていた。


この時の装備は、たしか0.9秒剣(堰月刀?)にタワーシールド。
サザン程々にインフィニ20少々、デュエリングが6であった。
今なら、PTから追放されそうな装備・スキルである。

ほとんどのアチャが有限矢だった頃のこと。
防御効率品や攻撃速度もの、ましてやユニークアイテムなど、とてもではないが手が出なかった。


前任の剣士さんと交代し、コロの湧き位置に陣取る。
アルスラーンを頂点に、2列目にエンチャWizさんとBISさん、
3列目にマシンアチャが5人並ぶ。
緊張の初コロである。

程なく出現したコロにデュエデュエ!
敏捷はLV分以上にあったものの、サザンがハズレまくり焦る。
なんとか青ポーションで急場をしのぎ、以後垂直のみでCPを貯めることにして、やや落ち着く。
多少チャットする余裕が出来たところで、PT加入時から気になっていたことを聞いてみる。

「アチャさん見た目そっくりですね?」
「私ウッドアーマー」
「私はおそろいにするために鎧脱いだw」
「私もw」

なんと、コロ初挑戦の剣士の後ろには、裸の弓子が並んでいたのであった。

一時も油断出来なかった。
居並ぶアチャさん達にタゲをはがされつつも、必死にがんばった。
トイレもガマンして、タゲを取った。
慣れてきて、インフィニを挿んだり、横湧きの鷲に盾を飛ばしたりも出来るようになった。

経験値2倍ということもあり、みるみるLVが上がった。
やがて時間となり、交代が来たところでPTを脱退する。


とても忙しかった。
疲れた。
だが、快い疲れだった。

(これが剣士の役割か!)


LV100を突破したこの日、アルスラーンは剣士としての第一歩を踏み出したのであった。





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Last updated  2006.12.21 23:10:45
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