旭陽の 自由に生きていく ブログ

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February 22, 2017
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テーマ: お勧めの本(7902)
カテゴリ: 読書記録



アアアアルベルトオオオオオ(号泣)

第156回直木賞候補者に残っていらっしゃった須賀しのぶ先生の歴史ドラマ超大作。
私の貧相な語彙ではとてもその良さを伝えきれないので、どうか、読んでください。
私はアルベルトほど高潔で、誠実な人はいないと思います。
本人無自覚ですが、間違い無い。
国のためとか人々を救うためとか世界平和のためとか言ってるやつほど信じられないという話。
そして作中マティアスも指摘していますが、最初は仕事で仕方なく始めたことが、やがて日常となり人生そのものをとりこんでゆくのだなぁと。
一番最初SSは確かにアルベルトにとって仕事だったと思うのです。
が、下巻で罪のない、無抵抗の女子供を大量虐殺している姿は、もう止まらないなと私でも思いました。

戦時中という状況も。
そしてアルベルトには引き返せない理由もあった。
この理由が下巻の最後の方で語られるのですが、え? と一瞬ときが止まりました。
切ない。
一切ネタバレなしに読んで頂きたいので、語りません。
それでも私が、ここは一文字一文字噛み締めて! と言いたいのは、

アルベルトが妻にしたプロポーズの言葉と、
アルベルトがマティアスに言った「救いようのない馬鹿だな」という台詞。

アルベルトばかりですね。
須賀さんうまいんだ。
台詞回しのひとつひとつに全く無駄がなくて、すばらしい言葉選び。

ページをめくる手が止まらなくなる。
でも今回は、最後に一番の山場が用意されていたので、気持ちは逸るのに、すごくゆっくりと文字を追いました。
そこに何回も何回も奇跡を夢見ましたが……
読んでください。
もっともっとたくさんの人に読んで欲しい!


そして、須賀さんの作品、BL好きとしてもたまらない。
このくらいがいい。
前にも言った気がする。
このくらいの深い友情に一番ぐっとくる。
李歐とかもちろん革命前夜とか好きな方にはおすすめです。
李歐のこの帯、何回読んでもしびれるよね。読みたくなる。







次は、これかなぁ。
でも当分無理かなぁ。
重い話に心がついてゆかぬ。






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Last updated  February 22, 2017 12:48:11 AM コメントを書く
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