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2020年5月4日の幽界訪問から。
幽界の秋保温泉(宮城県)に宿泊する。お土産を買おうと外に出る。土産を買ったらバスで山を降り、自宅のある町に帰宅しようとした。町は昔の渋川(群馬県)のような町である。市街地に近づいてから、ふと旅館の支払いをしていないことに気がついた。土産を買って、そのまま出てきてしまったのだ。途中でバスを降りタクシーを探した。ちょうど近くにタクシー会社があった。一台停まっていたが、運転手は休憩中ですぐには動かないようだった。田舎にしては比較的大きなタクシー会社だと思われ、タクシーは10台くらいは、あるようだった。事務職員に奥の休憩室で待っているように指示された。そこは和室で畳が敷き詰められていて敷居もあった。個々に休めるようになっていて毛布もよこされた。すると携帯電話が鳴ったが、これから戻ろうとしている旅館からだと思い、しばし躊躇する。一方で早く自宅へ帰らねばと思いながらタクシーが動き出すのを待っていた。しかし、一向にタクシーは動く気配がない。
幽界下層は地上と同じような日常風景である。日常の延長線上で生活している。ただ、肉体が無いので矛盾する部分も出てくる。お金は基本的に必要ないのだが、生活習慣として必要であれば物質化する。ここで言えば旅館の支払いは形式的なことになる。物質化したお金を払い、それを旅館側は受け取り、用が済むとお金は自然消滅する。つまり疑問に感じなければ、それは地上の生活と錯覚してしまう。意識すれば条件が全て揃ってしまうからである。私は地上人であるので地上に戻るから良いが、幽界人は気がつかなければ気がつくまでそこで生活してしまうことになる。
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