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2005.06.10
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アイルランド伝統音楽の、特にダンスミュージックにおけるギターの歴史などでご質問がございました。そこで書ききれなかったこと、書いてみようと思います。

僕がギターでダンスの伴奏をやりはじめたのは、アイルランドのパブでセッションを見てから。そこで初めてブズーキの伴奏をみて「これをギターでやってみよう」と思ったからです。
当時12弦ギターを使っていましたが、それもマンドリンのような復弦楽器の音色に憧れていたから。そしたらでっかいマンドリンがあるじゃない!セッションをみて感動。楽器は買えないのでその時のブズーキの音をギターで再現してみよう、と思ったのです。

DADGADチューニングも同じ頃、「DADGADギター教則本」を持っていたダブリンの学生に教わりました。レギュラーチューニングのようにメジャー、マイナー、7thなどの音がハッキリしないDADGADが好きです。たまにフィドルチューンなどでGmのチューンとかあると伴奏が大変なのですが…。

ダンスミュージックでのギター伴奏の役割は「ベース」だと考えます。ジミヘンに例えるならノエル・レディングです。クリームにおけるジャック・ブルースです。ザ・バンドにおけるリック・タンゴです(キリない)。ベースの存在により音楽が良くも悪くもなります。
と同時に、ダンスミュージックは伴奏楽器が不必要でもあります。ハッキリいって「いりません」。そこにあえて参加しようとするのですから音楽を良い方向に持っていかなければいけないのです。
チューンのメロディやリズムをよく理解し、よりメロディを楽しくさせ、リズムのノリに拍車をかける。伴奏楽器はそういう重要なポジションだと、僕は考えています。

参考になるCDその他を紹介します。
●Mary Custy and Eoin O'Neill

http://www.custysmusic.com/mall/CustysTraditionalMusicShop/products/product-616746.stm
CDではないですが、注目すべき伴奏プレーヤー、他。
●キアラン・クラン(ALTAN)
ご存知アルタンのブズーキプレーヤー。シターンも演奏してます。ガンガンのチューンの合間に、ポロっと聴こえるブズーキの音色に憧れます。ギターでは出来ない音色をよく分かってらっしゃる。
●トレバー・ハッチンソン(LUNASA)
ご存知ルナサのベースプレイヤー。ドナ・ヘネシーのギターもいいけど、正直僕には難しすぎてよくわからん。ルナサのライブに行くとベースを見ます。ルナサのあのサウンドはこの人あってこそ、と思ってます。
●ケイリーバンド(Ceili Band)
ケイリーバンドの伴奏は主にピアノとドラムス。ピアノの伴奏も見習うところが多いです。ちなみにピアノの伴奏もギターでやってみたりしてます。ドラムスもしかり。すこしだけケイリ-バンドでドラムスをやったのはとてもいい経験でした。ダンスチューンを演奏するときはケイリ-バンドのノリをいつも思い浮かべてやります。

また長くなっちゃった。読みづらくてごめんなさい。読まれる方の参考になれば幸いです。





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Last updated  2005.06.10 08:17:20
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