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2007年05月20日
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テーマ: 心の病(7264)
カテゴリ: 心と体
そう言えば、みっちゃんの話。



帰省する前日のこと、
ずいぶん長い時間、電話で話を聞いた。


相変わらず沈んだ声で、
「学校やめる」騒ぎのせいで、小遣いを週一万円に減らされたこと。
親には内緒で 医大受験は目指す こと。
友人の紹介で家庭教師に来てもらうことにしたこと。
その支払いは自分で賄おうと思うこと。




そんな話が一区切りついたところで、
私もしばらく実家に帰ることに決めていたこともあり、
(←実家でそんな長電話してられませんがな)
当分みっちゃんとは距離をおくことになりそうだったので、
以前から気になっていたことを思い切って聞いてみた。



病院ではどのような診断を受けて、どのような治療を受けているのか。



返事は思わしいものではなかった。
むしろ、最悪。



担当医は親と親しい人のため、
親からの話のみで軽度のうつ状態と判断し、
基本的には軽い抗うつ剤、眠れないと訴えれば睡眠薬を処方する程度らしい。

しかも、みっちゃん本人の話にはとても否定的な反応をするそうで、

「幻聴はなくなってきた」
と言えば、
「じゃあ、前言ってた話は嘘だったんだね」
と返すといった具合で、
私が聞く限り、



実際、大学でパニック障害を起こして倒れた際に運ばれた病院では、
違う診断をくだされたようで、
私としてもそちらの方が正しいように思えるのだが、
みっちゃんの親としては、その病名が気に入らず、薬が多いのも気に入らず、
今の主治医に預けたらしい。



軽うつで幻聴があったり、パニック障害で倒れたりするものか。
ただの一患者である私にだって、そのくらいわかる。


みっちゃんの男性に対する(というか、セックスに対するというか)依存も、
その病名なら、ひとつの症状として納得できる。



医療に携わる人であるというのに、
我が子のこととなると目が曇るのか、
みっちゃんにとっても、親にとっても悲劇としか思えない。




話を聞いているうちに、主治医の言動に少々憤った私は、
病院を変えるべきではないかといったのだが、
親との関係もあるし、地方都市のこと、他に適当な病院も見あたらないらしい。


東京で通っていたクリニックに相談してみては、とも提案したのだが、
自由になるお金が少ない以上、それもなかなか難しいと言う。



八方ふさがり。



ただ、ついてくれることになった家庭教師の先生がとても信頼できるのだと、
その話の時だけ、みっちゃんの声が少し明るくなった。

親も医者も信用できず、
友達もいないみっちゃんにとって、
頼りになる人がそばにいてくれるのは、とてもいいことだ。


しかし、手放しで喜べなかったのは、その家庭教師が男性だってこと。



みっちゃんの男依存は病の域であると思う。
だから、信頼できる男性が側にいれば、その人は即、恋人候補となるだろう。

だが、みっちゃんの場合、それは恋ではなくて依存であるから、
相手に執着し、相手を振り回し、
やがて彼は離れていってしまうことになる。

今まで、散々繰り返してきたことだ。



今回も同じことをして、家庭教師としての彼の存在まで失ったなら、
みっちゃんは、ますます追いつめられることになってしまうだろう。


いらぬお世話と思いながら、それがとても心配だった。


なので、「家庭教師を男として見るな」と具体的に言わないまでも、

「恋人がいないといられないというのは、あなたの病の症状なのだから、
 『私は男にだらしない』と卑下する必要はないが、
 男性との距離の取り方については注意した方がよいと思う。
 期待して裏切られるのは、結局、病を悪化させるだろうから」

と、何度か繰り返したのだが。



帰省後、みっちゃんから何通か届いたメールは、
そのウキウキ具合が何とも嫌な予感。。。



そして、とうとう本日のメール。

「家庭教師の先生とつきあうことになりました☆」


素直に「よかったね」と返信できない私は、
悲観的すぎるのだろうか。





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最終更新日  2007年05月20日 22時09分16秒
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