びびあんシリマルダシ日記

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2013年11月21日
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みなさま、ご心配いただきありがとうございました<(_ _)>


結局、一個前の日記をあげた翌日、というかその夜中に、
あまりに気持ちが悪くて目が覚めて、それ以降眠れず、
明るくなってから病院に行って注射&点滴してもらってからこんこん眠り、
昨日は薬飲みながら仕事に行って、早く寝て、
本日は割と好調。


やはり胃腸がやられてるみたいで、まだ普通通りには食べられないのですが、
一応、通常運転の体力と気力が戻ってきたようで、めでたし。


先週後半から、なんだか仕事中も集中力を欠いていて、

「どうして、こんな簡単なことミスするんだろう?」とか、
だいぶ自分にいらだつようなことがあったのですが、
あれもこれも、単純に体調不良から来てたんだな~と思った次第。

いやはや、何と言っても体が資本ですな。
無理はしちゃいかんね。



というわけで、人間やめちゃったパトリックの話とか、
ちゃんとまとめてお伝えしたいのですが、
あれやこれやで、まだフリーの演技自体をちゃんと見てなかったり、
あの眼力に耐えられるほどの体力はまだ戻ってないなと思ったり(笑)なもので、
そのあたりは、ちょっと隣に置いておきまして。



ハニュウが、フリーで前半のジャンプでミスを重ねたにもかかわらず、



なのだけど。


やはり、私は何となく今年の彼は物足りない。

去年、おととしの熱さから比べれば、
腕の使い方、顔つき、目の表情、「こなしてる」感じに見えてしまって、
イマイチ感情移入できないのだ。




加点はついてるんだけど、ジャンプもスパーンと決まってる感じがしないんだよなぁ…



なもので。


フランス大会で私が最も盛り上がったのは、私のジェイソン・ブラウンの表彰台!

シニア1年目のシーズンにして、早くもグランプリの表彰台!!
やったわ、ジェイソン!!



私はとても彼のスケートが好きだ。



テレビの解説なんかでは、簡単に「表現力」と言ってしまうけれど、
今の男子シングルにおいて、表現せずに上位に登れる選手などいない。

例えば、技のパトリック、表現のダイスケと単純に言い切れるものではなく、
ダイスケの表現は確かな技があるから実現しているものであるし、
パトリックの技からは、彼独自の素敵な表現が生まれている。


敢えて言うならば、「表現力のあるなし」ではなく、
「強弱のつけ方」「緩急の使い方」あとは、選手キャリア全体を通しての「表現の幅」なんだろうな、と思うのです。


パトリックのすべてトップスピード、すべて出力大、ってのだって、
とてもシャープで、すべてがカチッとはまれば心を揺さぶるだけの力を持つし、
「僕は器用に表現できるタイプじゃない」と、
同じプログラムを繰り返しながら、自分の得意な表現を磨いていくってのだって、
決してダメというものではなくて、ただ「好き」「嫌い」の問題だと思う。


私は、パトリックのプログラムとしても、
昨季の「ラ・ボエーム」のように、音楽と振付に緩急と物語があるタイプが好きだったのだけど、
「いいプログラムだけど、自分は苦手だし、これでは勝てない」と彼が思ったのなら、
それはそれで仕方がないよね。残念だけど。



と、ちょいと人間じゃないパトリックに話がそれてしまったけれど、
日本のテレビ的に言うのであれば、ジャンプがちょっと弱いジェイソンは、
それこそ「表現力で勝負する」選手ということになるのだろう。


では、彼の表現力ってなんだろう?って思った時に、
それは「情緒的であること」だと、私は思うのだ。



例えば、タカハシダイスケはプログラムごとにキャラクターを変える。

まるで音楽やプログラムに憑りつかれたかのように、
タカハシはプログラムごとに違う顔を見せる。

「eye」のセクシーな紳士、「道」の悲しく純粋な道化、
「マンボ」の手慣れた女たらし、「ブエノスアイレスの四季」のストイックな悲恋、
「garden of soul」の黒い翼の堕天使、「ブルース」の粋な大人の男、
「ロックンロール」のいきがったナンパ師、「道化師」の嫉妬に狂う道化師、
「ソナチネ」の苦しみもがく聖者、「ビートルズメドレー」のイノセントそのもの。

プログラムに憑依される。
それこそが彼の表現であり、いろいろな音楽いろいろな振付師を受け入れることで、
自然と彼の選手人生を通じての表現の幅の広さへとつながっている。



対するジェイソン・ブラウンは、今のところ、何を見ても「ジェイソン・ブラウン」そのもの。

だけど、その表現は決して単調なものではなく、見飽きることはない。


おそらくは、彼はとても情緒的なダンサーなのだと思う。

どんな音楽を与えられても、それを自分のものとして受け入れて消化して、
感情豊かに踊ることができるタイプの選手なのだと思う。


今回のSP。
単調にもなりかねない音楽なのに、本当にうまい。





そして、ジュニア時代(と言っても去年だけどさ)の演技。
日本の皆さんにもおなじみの「愛の夢」。

とてもロマンチックで好きなプログラムです。

ちょいと長いな~と思った場合は、2:50過ぎあたりからのたたみかける感じだけでも見ていただきたい。





さらに、その1年前のジュニアグランプリファイナル。
この時は優勝しています。

こちらも長いな~と思ったら冒頭30秒でもご覧いただくと、ダンサーっぷりが伝わるかと。





もちろん、今のジャンプ構成では彼はソチオリンピックには行けないでしょう。
だけど、彼自身、「ジャンプをがんばらなくても完成度あげて、みんなのミスを待つ」なんてこと
思ってるはずもないでしょうから、
これだけ助走を短く流れのいいジャンプが跳べているのですから、
近いうちでのジャンプ覚醒、心待ちにしているのであります。





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最終更新日  2013年11月22日 00時11分37秒
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