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Ashley's "Life is Good" Diary

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2005.08.02
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K子が彼女と出会ったのは大学時代だった。

彼女は決して美しいとは言えないが、独特の雰囲気を漂わせていた。
K子の前でよく笑い、よく泣き、よく怒り、よく感動した。

彼女はいつもK子の家に転がり込んでは自分の家のようにくつろいで、雑誌をよみ、K子の食材で料理をして腹を満たしていた。そしてK子のコンピュータで論文を書き、眠くなったらちゃっかりベッドで寝ていた。かと思えば、人の服を勝手にクローゼットから出してファッションショーを始め、さんざん踊ったりモデル歩きをしたあとにソファの上に脱ぎ散らかした服の山を作ったりしていた。一度水着のファッションショーが始まったときにはさすがに親友のK子もびっくり仰天した。

そして飽きると、ひとこと「んじゃ帰るわ」とだけ言って自転車を飛ばして去っていった。

そんな彼女のネイルはいつも美しく整えられエナメルがひとはけ塗られていた。
彼女は、「ネイルだけは誰にも触らせたくないの」と言った。
なぜならサロンに行くより自分のでやるほうが美しく仕上がることを知っているからだった。彼女は、どの角度でどのくらいの長さが彼女の手を美しく見せるか、どのブランドのどのカラーが肌に似合うかを熟知していた。そしてひとり爪を眺めてはうっとりしていた。K子はそれを見るたびに「あーまたやってるよ」とあきれていた。

彼女はステディがいるにも関わらずいつも違う男性とデートしていた。

男性はいとも簡単に、みな見事に彼女の虜になってしまうのだ。

彼女は、自信過剰だった。

ある日、彼女がふとこぼした一言にK子は絶句した。

「私とつきあう男は世界一幸せな男だよ。」

K子は正直、

「こいつ、頭おかしいんじゃないのか」

と思ったが、すぐにそういうふうに思える彼女をちょっとうらやましいと思った。

現に、彼女とつきあった多くの男性が、別れ際に泣いて彼女に「行かないでくれ~」と言っている姿を目撃したK子は、彼女の発言もあながち間違いではないと思った。

そしてK子は、そんな自信過剰なところに男性をとりこにする秘密があるのかもしれないと思い始めていた。

つづく





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Last updated  2005.08.02 23:25:56
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