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AP通信は23日、カーター元米大統領が24日に北朝鮮当局に抑留されている米国人アイジャロン・マーリ・ゴメス氏の解放を求めて、北朝鮮に向けて出発すると報じた。北朝鮮側も、カーター氏訪朝を条件にゴメス氏解放に合意しているという。
複数の米政府当局者の話として伝えた。政府高官は同通信に、カーター氏が北朝鮮国内で1泊し、ゴメス氏とともに26日に米国に帰国するとの見通しを示した。米国人女性記者2人の解放を実現した昨年8月のクリントン元大統領の訪朝時と同様、カーター氏の訪朝は人道目的の「私的訪問」との位置づけで、米政府当局者は随行しないという。
カーター氏は、クリントン政権下で核危機が高まった1994年6月に訪朝して金日成国家主席(当時)と会談。同10月の「米朝枠組み合意」への流れをつくった経緯がある。米政府は現在、韓国哨戒艦沈没事件を受けて北朝鮮への独自制裁を発動する準備を進めており、北朝鮮はカーター氏訪朝を米国との対話の糸口にする狙いがありそうだ。