2006/11/26
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カテゴリ: 映画の話
今朝、たまたま合わせたケーブルテレビのチャンネルで白黒映画をやっていました。


とても興味を持ちましてそのまま観続けたその映画、最後に現れたタイトルは「FAIL SAFE」日本語タイトル「未知への飛行」でした。

未知への飛行_博士の異常な愛情.jpg

「米ソ冷戦時代、コンピュータの故障でアメリカ空軍にソ連への水爆攻撃命令が発動された。アメリカは攻撃回避のためにあらゆる措置がとられるが...」という内容。「博士の異常な愛情」では、頭のおかしくなった空軍士官が攻撃命令を出してしまうのがきっかけでしたので、その点は違いますが、実によく似た映画でした。しかも両方とも白黒映画。

「未知への飛行」...そういえばタイトルだけは聞いたことがあるな、と調べてみましたら、「博士の異常な愛情」との非常に興味深い関係が分かりました。
SF映画ファンにとっては有名なことかも知れませんが、私は知りませんでしたので書いちゃいます。


キューブリック監督の「博士の異常な愛情・または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」、シドニー・ルメット監督の「未知への飛行」、この2つの作品、原作は異なっていまして、まず「博士の異常な愛情」は1958年に刊行された「RED ALART」という作品がもとになっています。この小説はベストセラーになるのですが、その後、「未知への飛行」の原作である「FAIL SAFE」という小説が1962年に刊行され、こちらもベストセラーになったそうです。

「RED ALART」の映画化を予定していたコロンビア映画は、「FAIL SAFE」を盗作として訴えるのですが、その過程でコロンビア映画は「FAIL SAFE」の映画化権も獲得してしまい、両方の映画を作ってしまったということです。
なんともしたたかですよね~。



物語の結末は「博士の異常な愛情」と「未知への飛行」では違っているんですが、「未知への飛行」の結末の方が恐ろしいです。アメリカ大統領の苦渋の決断が凄まじい!

たまたまチャンネルを合わせただけですが、大ヒットでした。

なお、「未知への飛行」今年8月にDVD化されたようですね。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントから1,480円!

未知への飛行-フェイル・セイフ-


博士の異常な愛情 40th アニバーサリー・スペシャル・エディション






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Last updated  2006/11/26 11:07:08 AM
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