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カテゴリ: 今の世の中
十六世紀なかばに来日したフランシスコ・ザビエルは

「日本人は貧しいことを恥ずかしがらない。武士は

町人より貧しいのに尊敬されている」と驚いた。

武士は刀を持っていたから尊敬されたのではない。

高い倫理道徳ゆえである。

日本ほど金銭至上主義と縁遠い国は、少なくとも欧米

にはなかったと思う。 藤原正彦著「この国のけじめ」より



による「この国のけじめ」によると、小泉政権が推し進める

市場原理主義とは自由競争であり、規制緩和が不可欠である。

規制とは自由の暴走を抑え、正義と弱者を守るためのもので

ある。規制をなくせばどうなるかは、経済以外を考えれば解

りやすい。ボクシングで、グラブ着用や後頭部攻撃禁止と

いった規制を外せば、全ての試合はノックアウトで終わるだ

ろう。判定勝ちという曖昧はない。十試合に一人は死人が出る

だろう。

経済でも規制を外すと、国民は勝ち馬と負け馬に二分され、

普通の人々は存在しないという状態に収束する。

それを人々は本能的に感じているから、自衛のために勝ち馬に

乗れ。となるのである。

これにより、かろうじて残っている日本の誇る美しい情緒や

武士道精神に由来する形は傷ついている。さらに市場原理の

副産物である金銭至上主義が跋扈している。・・中略・・

金銭至上主義は、信念を貫くことの尊さを粉砕し、卑怯を憎む

精神や惻隠の情など吹き飛ばしつつある。・・・・・


続きを読みたい人は、「この国のけじめ」藤原正彦著を買って

読んで下さいネ。



セラーになるということは、まだまだ日本人も捨てたもんじゃ

ないね。そろそろ皆んな小泉さんのやり方に疑問符を付け

始め、おかしいぞ!ってやっと気付いて来たようだ・・・・

http:www.asukajuku.jp/



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最終更新日  2007/04/12 03:14:11 PM
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