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夢王たちの宴ードラッグ戦争の痕でー■第4回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所山田企画事務所ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」●動画manga_training第4回キング・オブ・ドリーム-あるいは創造者の夢■■降下世界(多元夢世界のひとつ)■ジェイは急に。開けた場所に来ていたのだ。そこには上にもバーが存在せず、ただ広い空間だけがある。巨大な広場だ。ジェイは目まいがした。 急にジェイの足もとの地面がなくなる。 ジェイは空虚の中を落下していた。次に衝撃がジェイの体を娶う。液体が彼の体を包み込んだ。それは冷たく、ねばねばしていた。口からもその肢体が入ってくる。へんな味だった。 上の方から、例の物体が呼びかけている。「大丈夫ですか。すぐお助けします。ところで、ジェイ、そこが「海」というものなのです」 が、ジェイはあの降下世界から脱出できた事をようやく理解し始めていた。 風の匂いはどうやらここから来ていたらしい。とにかく、ジェイにとっては初めて、経験する「海」なのだ。そして、空間にモニターが再び出現する。″コード111 ジェイノ意識ヲ打チコミ、ジェイヲ覚醒サセヨ(続く)夢王たちの宴ードラッグ戦争の痕でー■第4回キング・オブ・ドリーム-あるいは創造者の夢■作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所山田企画事務所 ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」 ●how to draw manga ●manga-training
2015年09月04日
夢王たちの宴ードラッグ戦争の痕でー■第3回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所山田企画事務所ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」●動画manga_training第3回キング・オブ・ドリーム-あるいは創造者の夢■■降下世界(多元夢世界のひとつ)■ 踊り場の様なのだが、それがとてつもなく広く続いているのだ。もう、下へ降りるバーがなかった。 彼は、降りてきた方を見上げてみた。バーや踊り場が、じゃまになって上の「胎室」を隠してしまっている。「胎室」は、この世界の住人が生れ落ちた場所のようだ。 彼は横にずっと移動する。仲間の死体が数多くころがっている。何も存在するはずのない大空間に、巨大なモニターが出現し、創造主の命令を表示する。″コード111 下ノ世界二到着シタ個体ョリ、チューターヲ、用イ、教育ヲ開始セヨ″「ジェイ」 彼を呼ぶ声がする。彼は今まで話をしたことがないので、単に音に反応したといった方がいいだろう。ジェイは振り返った。そこにはジェイが今まで見たことのない、ジェイ達の体とは、まったく異なった姿形を持つ生物がいた。 そいつがジェイに話しかけているのだ。ジェイは思わす、後ずさる。 それにかまわず、銀色の三本足の、そいつは近づいてくる。 「よく降りてこられました、ジェイ。やっとあなたは下の世界へ辿りつかれたのです」 そいつには頭がなく円筒形の胴体郎から声が流れてくる。 「お前は何だ」 「これは失礼しました。私はチューター。あなたにチシキを与えるものです。以後お見知りおき下さい」 「そのチューターが、俺に何用があるというのだ」 ジェイは自分自身が、言語を発している事にひっくりしていた。自ら出す音が、体の中にも響いている。 「本当の事を知ってほしいのです。あなたがおられるこの世界はタミワーシ。プと呼ばれるものなのです」 「タワーシップ?」 ジェイは、わけのわからない事をしゃべるこの物体から逃れようとした。横に早く移動するのは初めての経験で苦痛だった。「危ない」 後ろから追ってくるそいつが叫んだ。(続く)キング・オブ・ドリーム-あるいは創造者の夢■作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所山田企画事務所 ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」●how to draw manga ●manga-training
2015年09月03日
夢王たちの宴ードラッグ戦争の痕でー第2回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所山田企画事務所ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」●動画manga_training第2回■降下世界(多元夢世界のひとつ)■ここは、ジェイと呼ばれる意識体は、思った。ここはどこなのだ。そして、自分は誰なのだ。 所々に散在する踊り場で、夜になると、ジェイ連は眠るのだった。バーの上で上手に眠る者もいた。食物は、踊り堪に、何者かが準備しているようだった。しかしその何者かの姿は見たことはなかった。 降下するジェイの横を、血まみれになった仲間の体が落下していった。しかし、ジェイはそんな事には慣っこになっている。 力つきたジェイの仲間。は、バーから手を離し、あるいは足を踏みはずして、途中のバーに体をひっかけながら、墜ちていくのだった。 ある者は叫び声をあげながら、ある者はまったく戸をあげずに。 叫び声が悲鳴ではなぐ、喜びの声ではないかとジェイは思う時もある。 その男は、この単調極まりない世界から脱出したかったに違いない。自分の意識をこの世界から消滅させること。それは、すなわち下の世界へと自らの体を投げ出すことだった。 下に辿りつくこと。ジェイにとってまずそれが先決だった。必らずこの複雑怪奇な構造体には終わりがあるはずだった。いくたり、夜をむかえただろう。ジェイはわずかだが、風の匂いが違っていることに気づいた。それは、こkでの大いなる変化のきざしだった。 数日後、ジェイは、風変りな場所に降りたっていた。(続く)キング・オブ・ドリーム-あるいは創造者の夢■作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所山田企画事務所 ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」●how to draw manga ●manga-training
2015年09月02日
■キング・オブ・ドリーム--ドラッグウォー■作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所http://www.yamada-kikaku.com/山田企画事務所ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」●プロローグ そこは見渡す限りの荒野だった。風が砂ぽこりを舞いあげている。旅人は,ゆっくりと顔をあげ遠くをかいま見た。 あった。どうやらあれがゴルゴダシティの様だ。光り輝くピラミッドがゆっくりと動いている。 旅人は足を早めた。ゴルゴダシティで「ビプラフオン」のプレイヤーを求めていると聞いていた。どうやら職にありつけそうだ。顔は、はころんでいた。 門が見えた。門の下に3人の男がすわっている。近よってよく見るとかなり若い。旅人はその若者達と目をあわさずに歩きさろうとした。「待ちな」 声がかかる。旅人はすばやく通りすぎようとした。かかわりあいになると恐ろしいと彼は患った。「待ちなよ、聞きたい事があるんだ」 その三人の中の小男が言った。「なぜ手袋を左手にしているんだ」 今度は大男が尋ねた。族人は答えに窮した。彼の左手は「義手」だったのだ。「私の左手はケガをしているむのですから」「なんだってケガ?」小男の目が光る。「手袋をぬいでみせてくれ」 残った三人目、赤ら顔の男がいう。「醜いのです。見せたくないのです」 旅人はおびえながら言う。「そうかわかったよ、それならこうだ」小男がわずかにうめく。「ううっ」旅人は胸をかきむしるように倒れる。そして動かなくなった。「だめだぞ、こいつ本当に死んでしまったぞ」 赤ら顔の男が言う。「ムスカ、お前が手かげんせんからだ」 大男が小男をたしなめる。「ちえっ、心臓が止まっている」ムスカと呼ばれた小男が言った。「どうやら、こいつは違ったらしいな」 大男が言った。そして、彼は手袋をはいでいた。(続く)1975年作品 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所http://www.yamada-kikaku.com/山田企画事務所ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」
2015年09月01日
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