2007.09.22
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テーマ: 愛しき人へ(903)
カテゴリ: 重い月
人間に捕まった宇宙人のように


男女の大人に 両手を とられて歩く


低学年の男の子が いた。


登校拒否児だろうか   親の顔は 険しく


嫌がる子を 無理矢理 連れて行くところだった。



大変だろうなあ  親も必死だ


どうして 学校がいやなのか


理由を  しっかり聞いてるのかな


途中で 親が 口をはさみ さえぎってないかな






この前は  太った男の子を 母親が連れていってたけど


今度は 違う子だった


学校の門の前には 父兄が 安全見守りで立ってるけど


ここに先生達の姿も欲しいなあー







友達 仲良し  だと思ってた


ふざけていると思ってた



大人は 自分にも 子どもの時があったのを忘れて

いじめと 遊びの区別もつかない


そんなに 良い子ばっかりだったか


昔から 根性の悪い子  性根の腐った子がいただろうに


正義の味方は  そんなにいない





事件は 現場でおこってるんだ


机の上で おこってるんじゃない


さっさと 挨拶に 出て 子どもの顔でも


見とけー    と  心で 言ってみた秋の日


暑うござんすねえしょんぼり









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最終更新日  2007.09.22 21:43:16
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